内容説明
このライトノベルがすごい! 2024(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門
第2位!!
シリーズ累計部数270万部突破の超人気ファンタジー待望の第10巻!!
「私が筆頭聖女の選定会に出るんですか?」
表向き騎士であるにもかかわらず、国王推薦枠で国一番の聖女を決める選定会に参加することになったフィーア。
「何をしても聖石のせいになるはず」という考えのもと、堂々と力を行使して……!?
書き下ろしは、選定会に参加している赤髪の聖女がフィーアではないかと団長達に疑われる話や、とある聖女とフィーアの出会い、ザビリアの角で剣を作るクェンティン、300年前の過去編など、楽しいエピソードが盛り沢山!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
15
聖女の力を使って今の聖女信仰に活を入れてくれ!というなんてことを言ってるんだこの道化は!?というのが前回からの続き。兄弟もそうだがシリル達といった高位貴族と王妃達の聖女と教会の溝はどうしてここまで深いのか?というのが最初に説明されたわけだがそりゃ~親族であろうと嫌うわけですわ。王族貴族として生まれ幼少期から貴族教育を受けながらも人間としての感性を育てた人間と平民生まれで聖女として崇められまともな教育を受けずに育った存在とは相容れることはできないよ。ローレンスは最愛の人を治療してもらえずサヴィスも自分の為に2024/08/10
dorimusi
12
図書館本。 筆頭聖女選定会が始まる。フィーアのフィーアらしい理屈でどんどん前提を変えていく感じが久しぶりに面白かったかな。たまにイラっとするけど。サヴィスとかシリルとかの過去の話しがだいぶ出てきて聖女に対する複雑な感情が結構見えてきた。しかしまだ先は長そうだなぁ。 挿話読んでて思ったけど、デズモンドが一番フィーアを正しく理解してる気がするね。300年前の話しはいらないかなぁ。2025/09/21
しましまこ
12
安定の面白さ。筆頭聖女選考会でも訳のわからん理屈炸裂、楽しい!2024/06/15
さとうはるみ
10
教会の人間も聖女も目の前の患者に目を向けず 、 自分たちの利害計算しかせず患者のことを どうでもいいと心底思っているように見える。 象徴が筆頭聖女であり、プリシラだろう。 現実から乖離したおぞましい思想の持ち主達だが、 誰もこの異常性に気づかない。 彼らが蔑む王族派の方がはるかに現実的では無いのか と思うほどに。 2025/04/10
ミグ
8
聖女選定会に参加。どんどん実力を隠しきれなくなってます。 シリウスとのストーリーが目玉かな。シリウスは囲ってるだけじゃなくてもう少し攻めても良いのでは2024/06/23




