内容説明
「すごいわ! 今日は聖女の歴史が変わる日よ!!」
選定会でフィーアは元騎士のモーリスの治癒をしようとするが、そこには筆頭聖女の有力候補であるプリシラの姿が……。
「モーリスの脚を治したい」という強い想いを持つプリシラに対し、フィーアは──。
書き下ろしは、プリシラ視点のお話やフィーアの同室のオルガ視点のお話、ザカリーのやらかしと顛末、300年前の過去編など、楽しいエピソードが盛り沢山!!
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門で2年連続2位の超人気シリーズ、待望の11巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうはるみ
12
童話の北風と太陽って本当かもしれないと思った。 アナ・ケイティ・メロディの3人の聖女は 主人公と出会って変わってきている。 その主人公のやり方(?)(何せ主人公は3人を変えようと 思っていない)はまさに太陽みたいだから。 マイナスな言葉なんて一言もない。 ただ、主人公の説明で理解出来ないのは仕方ない。 天才の感覚的な非論理的な言い方では。 1番変わったのはプリシラ聖女だろう。 びっくりな変容だ。 2025/05/02
しましまこ
11
今回も笑ってたらあっという間に終わっちゃったよ。2025/03/31
nishiyan
9
筆頭聖女選定会に参加しながら、他の聖女の指導にも余念がないフィーア。やんごとなき方を庇って両足を失った元騎士モーリスの治療に当たろうとするのだが、プリシアが先に当たっていて…という本巻。完全にタガが外れてしまって、聖女として無双を繰り広げるフィーアは愉快痛快(笑)。その行動の裏には前世の悔いもあったりとこうなると止められないのだろうなと。サヴィスたちの思惑通りに第一次審査は進んだものの、教会も前世とは有り様が変わっているのか、奇妙な人物との出会いがあったのは気になるところ。選定会はどうなるのだろうか。2025/03/18
ささきち
6
いつものようにフィーア無双をして聖女達の度肝を抜いたが、あまりにも偉大すぎる存在は嫉妬の感情すら吹き飛ばしてこの人の隣りにいたいという信仰心まで生まれ今代まで続いた歪んだ聖女像が次代では払拭されるのでは?という希望が見れるいい話でしたね。面白くはあったのだが本編のページ数が少なすぎて全く話が進まないのがね~SSは店舗特典にして本編多くしてくれませんか?という気持ちがここ数巻続いておりますよ。2025/04/06
葛宮詠
2
おもしろかった2025/04/06