内容説明
人でありながら、あやかしに育てられた貸本屋の娘・夏織。祓い屋の一族として育てられた水明。
幽世でそれぞれの居場所を見つけ、お互いを意識し始めた二人の前にある日、狐面の男が現れる。
その男から祓い屋の気配を感じた水明は、用心のために自分と一緒に住むことを夏織に提案するが、
突然の告白にも似た申し出に貸本屋の面々は大騒ぎ!?
だがそれは幽世を巻き込む大事件の始まりに過ぎなかった―。
人とあやかし、世界の違う住人たちの心と心の交流を描く
ハートフルあやかしファンタジー、怒涛の第4巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵@晴読雨読
22
第4巻。面白かった〜!そして泣けた。 水明のお父さんも大変だったんだ…。 夏織の告白の行方はいかに。 5巻が待ち遠しいです!2021/05/02
Roko
12
夏織も水明も、お互いのことを好きなのになぜか意地を張っていて、友達以上からなかなか先に進みません。2人ともオクテなのかしら?夏織、東雲、水明、ナナシ、クロ、にゃあさん、金目、銀目、血は繋がっていなくても彼らは家族です。どんな時にも、どんな苦難にもみんなで立ち向かっていくから、なんとかなってきたんだよね。これからもずっと、そうだよね!#NetGalleyJP2020/11/20
るる
11
あたたかい居場所って、とても大切。2021/07/11
kankan
5
銀目の一途な想いは届きそうにないねぇ笑 色んな事を経験して人は自分の居場所を確保していくんだろうね。2022/03/12
アキ
4
シリーズ第4弾。 「序 章」 瑠璃色の春 「第一章」 麗らかな季節に戯れ遊ぶは山の神 「第二章」 北の外れで、終わりの続きを 「幕 間」 瞬間、交錯する 「閑 話」 切り取られた世界で僕たちは 「幕 間」 いつまでも狭い世界に沈む僕は 「第三章」 貸本屋ゆうれい 「第四章」 偽りの想いを花水木の願いに込めて 「終 章」 君だけの“居場所” 「余 談」 忠犬、ふたり 山万加加智への水明の俺様接待がツボ!!津軽海峡の黒神や太宰ネタも楽しかった。 水明の父親の歪みっぷりがスゴ過ぎ。 犬神の赤斑がイケメン2025/02/10