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内容説明
大都会の前に広がる海、東京湾。たくさんの命が生き、豊かな恵みを与えてくれます。人間と自然のつながりを考える一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
87
東京湾の水中を撮影した写真絵本。決して美しい海の写真ではないのだが、ピンク色のハオコゼや、透明なユウレイボヤに隠れるアミメハギ、ツノナガコブシガニの求愛行動など、命豊かな海の姿をかいま見れる。1970年〜1980年代はほとんど死の海だったらしく、その頃の写真は、ヘドロが映るばかりのかなりひどい写真。その後、水質の改善活動が実を結び、生き物が戻りつつあるけれど、まだまだ、赤潮の発生など、課題は尽きない。東京湾を守っているのは、人間だけではない。ヘドロの中の生き物達が守っているのだ。2016/04/03
美登利
73
字も大きいから子供向けの絵本だと思いますが、大人も十分楽しめます。東京、神奈川、千葉県に住む人には身近だけど他の県民にはびっくりするかしら?でも最近は東京湾の海の中の生き物はテレビで紹介されることも多いから、皆知ってるのかな〜。東京湾に潜り写真を撮り続けて40年。中村さんの活動は現在を生きる私たちにとって本当に大切なことで、未来の子供たちに引き継いでいかなければならないですね。蛇口から豊富に出る水の有り難さに感謝すると共に、その使い方がどのように海に影響を及ぼすか皆が知るべきことであります。2021/08/31
かおりんご
22
写真絵本。身近な環境を考えるきっかけとして、提示したいと思って読む。夏休み明けに、読み聞かせてみようと思う。2022/08/02
ヒラP@ehon.gohon
12
東京湾の海を写し続けてきた中村さんが、いろんな事を教えてくれました。 かつて工場排水や廃棄物などで汚された海は、意外にも様々な規制できれいになってきているのですね。 でも、生き物たちは減って来ている。 それは生活排水に含まれる栄養素が赤潮を引き起こすプランクトンを増殖させ過ぎて、魚たちの生息しにくい環境にしてしまっているのだと学びました。 自分たちの意識で、東京湾の海をきれいにできるのだと、子どもたちに伝えたいですね。 写真は貴重な教材です。2015/10/15
ケ・セラ・セラ
10
東京湾に流れこむ河の近くで生まれ育ちました。私が覚えている高度成長期のこの河は、ドロドロに濁り汚れ、とても生きものが住んでいるとは思えない様相でした。その後、計り知れない尽力によって、河も東京湾も美しさを取り戻しました。そして今、問題になっているのは赤潮。汚しているのは私たち人間。命ある河を東京湾を決して汚してはならない。2019/01/29
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