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内容説明
「わるもの」として駆除されているカミツキガメ。だけど、本当に「わるもの」なのでしょうか? もともと日本にいないカミツキガメがどうして繁殖しているのか、外来生物の問題を考えるきっかけの1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
73
千葉県の印旛沼で増えつつあるカミツキガメを通して、外来生物の問題について考えさせる写真絵本。コワモテで名前も「カミツキガメ」とくれば、悪いかどうかは別として、怖いやつという印象はある。ところが、実はとても臆病で、人目につかないよう、ひっそりと生きていることが分かる。それでも、数が増えてしまうと、田んぼで人が踏みつけて噛まれる事故は起こるし、漁師の網に大きな穴をあけてしまうこともある。生態系に与える影響も無視できない。だから、排除の対象になってしまう。ヒトにとってもカミツキガメにとっても残念な結果。2016/09/04
gtn
28
カミツキガメが悪いはずがない。そもそも、カミツキガメも一員として、うまく回る世界があったんだから。悪いのは、それを日本に持ち込んだ奴。飼っていたのに飽きて、「可哀そう」と殺さず捨てた奴。2022/02/24
刹那
22
次男も興味深く聞いてました☺︎田んぼ仕事中に足噛まれたらって想像するとおそろしいよねщ(ʘ╻ʘ)щ2015/04/19
遠い日
18
このような外来種の生きものたちが「悪者」とされる今の社会の歪みが、悲しい。人間のエゴが惨めだ。勝手に飼って、飽きたら捨てて。覚悟や責任感がないなら、簡単にペットを飼ってはだめだ。2015/04/15
timeturner
8
なんの罪もない動物が故郷の国から拉致され、販売されたあげくに捨てられて害獣扱いされるなんて酷すぎる。外来種はもちろんだけど、長生きするカメはペットとして売ることを禁止するべきだよな。飼い主が死んだり年をとったりして飼いきれなくなり捨てる可能性が高いのだから。2020/04/10
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