日本経済新聞出版<br> インバウンド・ビジネス戦略

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日本経済新聞出版
インバウンド・ビジネス戦略

  • ISBN:9784532322830

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内容説明

「人口1万に100万人が訪れる街」「富裕層をターゲットに“とりにいくインバウンド”」
世界を顧客に高収益産業を育てる新しい“イノベーション”とは?

砂漠しかなかった埼玉県程度の面積で人口わずか300万人程度の街ドバイが、いまや世界1の都市観光収入285億ドル(2位ニューヨーク170億ドル、3位ロンドン161億トドル)、を上げている。
今、新たな産業として注目される“インバウンド”。2018年の訪日外客数は前年比8.7%増の3119万人で、世界全体の成長率を大きく上回るペースで伸びている。しかし、世界における観光客到達数ランキングでは12位と、日本にはまだまだ成長の余地があるといわれている。政府も「観光/ツーリズム」を国の重要な成長戦略の柱と位置づけ積極的に観光を振興してきたが、2016年には「観光先進国」の実現を目指し、訪日外国人旅行者数を2020年に4000万人、30年には6000万人という新たな目標値を発表した。

訪日外国人旅行市場の急速な拡大や、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、25年の日本(大阪)万博といった国際的な巨大イベントの開催決定などを背景に、観光、特に「インバウンド」に対する期待がますます高まっている。東京・大阪・京都などの、いわゆる「ゴールデンルート」と呼ばれる人気観光都市はもちろん、地方都市から農山漁村地域に至るまで、日本全国すべての地域にとって、インバウンドは大きなビジネスチャンスとなるからだ。

本書は日本の未来を持続的に発展させるインバウンド・ビジネス戦略の方向性を提示するもの。海外での実例、日本国内の取り組みを具体的に紹介しながら、読者が自社・自地域の特性を最大限に活かしながら持続的に利益を獲得できるパラダイムシフトを支援する様々な示唆を盛り込んでいる。観光・旅行・娯楽関連業界や自治体関係者だけでなく、新たなビジネスチャンスを求める法人・個人にも大いに参考になる一冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mc6ρ助

10
『公正なプロセスで重要なことは、メンバーが、その意思決定に関わり、意見を表明する機会が公式に与えられ、一度はきちんと検討された、という事実である。そして、意見を否定する場合は、なぜノーなのか(別の意見がイエスなのか)の選択基準を、明確に示すことである。(p376)』インバウンド・ビジネスを俯瞰的に説明してくれるが、オーバーツーリズムを避けたくば富裕層を狙えと経済合理に容赦ない。ところがIRとなるとお上の言ってることそのまま、大学入試共通テストのごとく、現場・現実を見ない、知らぬ、施策と見るは年寄りの僻め?2019/11/30

鈴川愛夏

2
#読了2023/05/24

kousan

0
コロナで大打撃のインバウンド2020/10/17

takanori_45

0
いわゆる観光業についてかなり広くアカデミックに学べた。国際的な事例、データがたくさんあり深く学べた。 とりあえず深く国内外の観光産業について深く知りたい人におすすめの一冊であると思った。2020/03/27

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