ビッグコミックス<br> お別れホスピタル(5)

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ビッグコミックス
お別れホスピタル(5)

  • 著者名:沖田×華【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2020/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098608096

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内容説明

大きな反響を呼んだコロナ特別編、収録!

『透明なゆりかご』『不浄を拭うひと』も話題の
沖田×華が描く終末期病棟(ターミナル)だから
露わになる人間ドラマがここに!

主人公・辺見の憧れの先輩である赤根さんに
なんとステージ4のガンが発覚してしまう…
大学入学が間近となった息子に対してどう接するべきか、
悩む赤根さんに、辺見ができることとは?

そして雑誌掲載時に大きな反響を呼んだ特別編
「コロナと闘う看護師たち」を収録。

沖田×華にしか描けない“病院のリアル”…
第5集も胸の奥底を打つこと間違いなし!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山猫

17
末期癌でナースの母のために進学を辞めると言い出した高3の一人息子に、「やりがい」と「いきがい」は違うと説く母の愛。「相手がいつ死ぬかわからないから」と恋愛に臆病になってしまった若き介護士と88歳の男性の愛。命は一つしかないから、取り返しがつかないから、どんなことをしてでも窒息から救うためのマニュアルを作ったナースの愛。コロナ禍で仲間のために東奔西走南船北馬の「さっちー」の友愛。愛に溢れたこの一巻にナース九条の姿を借りた暗い影が忍び寄ってきている。不穏だ。2020/10/17

新田新一

5
『透明なゆりかご』は産婦人科の話ですが、こちらは終末期病棟が舞台になり、人間の最期の苦しみや悲しみがリアルに描かれています。暗く重たい話が多く、読んでいると胸が詰まることが多いです。この巻では誤嚥を防ぐためのマニュアルを作成した女医のことが描かれている「カルテ28」が印象に残ります。一刻を争う誤嚥の処置。最も効率的な方法を作り出した女医がいて、その人は病院のスタッフに慕われていました。やがて自分が認知症にかかり、病院に入院してくるのですが……。ここに描かれている深い悲しみは、ずっと心の中に留まりそうです。2023/07/30

かなっち

5
赤根さんの癌発覚とか緊迫した展開もありましたが、概ね途中まで楽しく読んでいたのですが…。最後にトンデモナイ看護師が登場して、一気に雲行きが変わりました。患者が処分される前に、周りが早く気付いてくれますように…。2020/11/24

しらたま

2
「でも『生きがい』ってのは自分の一生をかけても後悔しないと思えるようなものーーー 親だろうが、人に自分の人生を捧げるほどの価値はない!『生きがい』と『やりがい』は違うんだ…‼︎」(p.44) 「なんでみんなナースって病気しないって思ってんだろ?ウチらもただの人間なのにさーーー…」(p.127) ①赤根さん格好いい…クソ旦那から養育費貰わず戦ってきたからこそ出る言葉だ ②病識のある人とない人…しかしモラハラ旦那までくるとただの何も知らないクソ人間…私だったら別れるな2021/10/27

wabisuke

2
最後に出てきた看護師が不穏すぎる。2020/11/28

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