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内容説明
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青葉学園にも巣立ちの季節がめぐってきた。透と恵子、それにウーちゃんの三人がそろって社会人に・・・。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みんち
4
引き続き吉本直志郎氏の「青葉学園物語」から、四作目「空色の空の下で」を読了。タイムリーながら物語の中でも年末年始を迎え、そして迎える巣立ちの時。中・高校生組が卒業して、学園を巣立っていく。主人公の一人である和彦の姉・恵子と「なつめ寮」の寮長だった透が就職し、社会の荒波に呑まれていく話。恵子は住み込みのお針子になったのでほとんど出番無くなってしまい、その代わりに食品問屋に就職した透の働きぶりと、彼らと同時に表具屋に就職した特殊学級の子の様子が語られていく。2017/01/05
kr
1
マコトぐらいの歳のときに好きだった本。 2005/07/25
SATOMAN
0
青葉学園物語第四弾。秋から翌年の春にかけての物語。前半はいつも通り、わんぱく坊主たちの楽しい活躍に大笑い。クリスマス会でオペラ歌手が歌う場面が、めちゃ面白かった。後半は社会人になった透を中心に話が進む。耳の不自由なウーちゃんや、ウーちゃんの雇い主との交わりが、とても味わい深くて爽やかな気分になる。厳しい社会に出た子供たちを応援したくなる物語。2019/12/10