出版社内容情報
ついに激動の最終巻! 激しく燃え盛る炎の中、相まみえる優莉架祷斗と結衣。長女の智沙子、次男の篤志、四女凜香――犯罪史上最凶のテロリストを父に持つきょうだいたち入り乱れての死闘が幕を開けた。武装勢力による国家侵略を受けた日本の運命をも左右する最後の戦い。その果てに見えるものは……。「千里眼」「探偵の探偵」シリーズも横断する壮大にして圧倒的なスケール。息もつかせぬノンストップJK青春ハードボイルド!
内容説明
ついに激動の最終巻!激しく燃え盛る炎の中、相まみえる優莉架〓斗と結衣。長女の智沙子、次男の篤志、四女凛香―犯罪史上最凶のテロリストを父に持つきょうだい入り乱れての死闘が幕を開けた。武装勢力による国家侵略を受けた日本の運命をも左右する最後の戦い。その果てに見えるものは…。「千里眼」「探偵の探偵」シリーズも横断する壮大にして圧倒的なスケール。息もつかせぬノンストップJK青春ハードボイルド!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
354
過去作の登場人物や兄妹での共闘、そして他シリーズとのクロスオーバーまで、サービス精神満載で、それでいてアクション物としての軸がぶれることのないまま上手く盛り上げてくれた。終盤の、森本学園に艦隊が押し寄せてからの展開は、予想を遥かに突き破る勢いの逆転劇で、空いた口がふさがらなくなる(誉め言葉)。ラストもここまで大団円でまとめてくるとは思わなかった。しかしどうやら、ここでおしまいではないようなので、この先、卒業した結衣に代わって、誰がどんな高校事変に巻き込まれるのか、楽しみに待ちたい。2022/03/31
starbro
257
【★高校事変 完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 JK青春ハードボイルド『高校事変』の第12弾、最終巻?です。遂にクーデターにまで発展しました。とりあえずHappyEndですが、jk or 『高校事変XⅢ』、まだ燻っているようです。平和ボケしている日本だからこそ、今読むべき作品かも知れません。 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/2022/04/22
utinopoti27
142
奇想天外・荒唐無稽なストーリーでは、あの『千里眼』シリーズを凌駕する勢いの本シリーズ。今回は、ヤクザ、半グレ、ならず者国家、傭兵集団、極悪財閥等々を悉く殲滅してきたJKダイハード・優莉結衣がついに迎える長兄との頂上決戦だ。最後最後と思わせぶりに引っ張られ、気づけばもう12巻。松岡作品オールキャスト揃い踏みの超ド級アクションの連続で、今度こそ真の大団円・・のはず。だが、ささやかな達成感に酔いながら巻末の作品紹介にふと目を落とすと、そこには『高校事変13』の文字が・・・(゚△゚;)え?2022/07/31
ひさか
126
2022年3月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ12作目。魔法使いかまたは、超能力者達が登場する戦争のような展開になっている。凄い。2022/07/22
absinthe
114
国外の大物テロリスト続々集結。あのモリカケ論争の学園のモジりのような高校で、最後の最後の高校事変。八幡総理大臣と妻の意外な関係も明らかに。それにしてもすごいバトル。兵器もどんどん大袈裟に。シリーズの本領発揮か。ある程度限度を超えてしまうともうストーリーの破綻も気にならなくなるから不思議だ。こういうものかと受け入れればそれも快感になってしまう。いろいろ突っ込みどころもあるが最後はじんわりと感動。凛華が特によかった。結衣より好きなキャラ。2025/05/17
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- 和書
- 極楽さん