内容説明
地味なマリエルの旦那様は、大好物な腹黒参謀(っぽい)近衛騎士団副団長シメオン。大きな格差を越えて二人は新婚生活満喫中。ある日マリエルは伯爵家の若夫人として王都から離れた地方へ向かうことに。葬儀に参列するだけのはずが、他国の王位継承に関わる事件に巻き込まれ――!? 旦那様とその周りに萌える娘の物語第七弾、オール書き下ろしで登場! ※電子版はショートストーリー付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなで
13
再読。2023/08/29
粋
7
今回も面白かった。個人的に今までで一番好きかも。事件は様々なお国問題や戦争などシリアスだったけど、特にシメオンの更に増す溺愛っぷりが相反してより面白い。いつもはマリエルのヤバさでシメオンのヤバさは影を潜めていたのか!?ちらほら出てはいたが(笑)それに対して唯一もの申せる殿下と、シメオンを端的に語ったアラン雑感が最高です(笑)2024/01/28
うえさん
6
今回もマリエルの大物引き寄せ体質が遺憾なく発揮されてましたね!いちいち反応するシメオンにニヤニヤしちゃいます。どんだけ年下のお嫁さんに振り回されるのー、楽しいぞ!5巻で嫌な感じを残して退場したあの人とも決着したハズ。次巻はいよいよリュタンの主人が登場か?!とワクワクします。GP2020/10/03
みょろん
2
ハラハラドキドキ回でした。でも、常に一緒だったから幸せだよね。だから、ちょっとの嫌味も気にしない。ネタにはするけど。毎回ケガしているような気がする。2023/04/23
さり
1
今回はコメディ分薄めでシリアス強め、そんな中で途中のマリエルとシメオンの逃避行がとても良いものでした……良かった……(反芻)。無自覚に人をたらしこんでいくマリエル→危機感を募らすシメオン→シメオンの心配を理解できないマリエルというこの悪循環も楽しいです。2020/07/10