内容説明
地味で目立たない子爵家令嬢マリエルの婚約者は、名門伯爵家嫡男で近衛騎士団副団長のシメオン。「格差なんて気にしません! だってシメオン様は、大好物の腹黒系眼鏡美形なんだから!」萌えまくるマリエルに持ち込まれたのは、王太子殿下の婚約者探しのお手伝い。甘い婚約生活を過ごすはずが、婚約者騒動に巻き込まれることになってしまい――!? 婚約者とその周りにひそかに萌える娘の物語第2弾。オール書き下ろしで登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
29
お互いに想いが伝わらない時も、ちゃんと向き合って話せるようになったマリエルとシメオン、良いですねえ~。リュタンの再登場もうれしいです! 2019/09/19
かなで
13
再読2023/08/26
しまふくろう
10
そういう真相とは思わなかったので意表を突かれた。 王子がなかなか不憫だ。 挿絵的にはミシェルが美人で大変宜しかった。これは王子が一目ぼれするのも判る。2018/08/14
そら
6
再読。安定の面白さ。今回は殿下の恋物語。改めて読むと恋の相手の伏線がけっこうある。前回に続いてリュタンも登場。マリエルと鞭を持参したシメオンがリュタンを問い詰める一連のやり取りが面白くて好き。肘掛けに座るシメオン素敵すぎる。マリエル視点より、シメオン視点の話が好きなので、短いけど後半に用意されてて嬉しい。本当にマリエルに惚れ込んでいるんだなと分かってとても良い感じ。コミカルというか、リズムというか、この作家さんの文章は読みやすくて面白い。楽しく読了。2021/05/28
さなえ
6
面白かった。ヒロインの暴走にさすがにいい加減にしろよとは思うけど。シメオンもそれだけ過保護なら半端な真似をせず、ちゃんと話をして手綱をとって。まあそうなったら話が進まないか?2020/11/13