集英社オレンジ文庫<br> ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き

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集英社オレンジ文庫
ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き

  • ISBN:9784086803243

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内容説明

3月30日、碧の「ゆきうさぎ」アルバイト最終日。開店の暖簾をかかげると、看板娘の「卒業」を知った常連客たちが次々とやって来た。その中にはあの人の姿も!? ――3年後の3月。碧と大樹は一緒につくったお弁当を手にお花見に出かける。咲き誇る桜の下で、大樹は碧に大事な言葉を告げて……。小料理屋が舞台のハートウォーミングストーリー、大団円の最終巻!【目次】最終話 卯月いろどり春物語/エピローグ あらたな季節の店開き/あの店で

目次

最終話 卯月いろどり春物語
エピローグ あらたな季節の店開き
あの店で

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カメ吉

146
また大好きなシリーズが終わってしまった…。このシリーズは温かく優しく美味しそうがいっぱいのシリーズでもっと読みたかった。最終巻の本作は今までの主要登場人物たちの裏話的なエピソードや将来的な展望や恋バナも含め読者の気になる行く末をキチッとしたい著者の思いが感じられた。そして肝心の大樹と碧の結末もエピローグの後に短編で語ってくれていてひと安心。それぞれの登場人物たちがその人なりの前向きで良い終わり方で本当に良かった。また別シリーズ『猫番館』の隼介が『ゆきうさぎ』の常連になりそうなんでそっちで会えるかも?期待!2020/07/26

南北

98
シリーズ最終巻。「ゆきうさぎ」での碧の最後のバイトの日などこれまでの登場人物の後日談です。悪人が出てこないこのシリーズならではかもしれませんが、どの話も温かい読後感で満たされています。おいしそうな料理もいろいろ出てきましたし、表紙のイラストも本文と合っていたと思います。余韻の残るすてきなシリーズでした。2020/12/24

野のこ

63
最終巻。大好きなシリーズなだけに終わってしまうのは寂しいけど最後まで見守れて良かった。フルメンバーの目線もあってみんなそれぞれに新しい希望ある未来も見えた。そして大樹くんもそうだけど蓮くんも内面までイケメンって改めて再確認。碧ちゃん大樹くんのラストはもちろんハッピーエンド。福山雅治の「家族になろうよ」やわ。全10巻楽しかったです。ありがとうございました!2020/08/02

ひでちん

62
個人的に1巻目の最初の印象で、「作風は好みだが、大樹の性格やキャラがちょっと苦手かも‥‥」と思ったものの、「1巻で判断せず、とにかく2巻目も読んで見よう‥‥」と読んでみて、随分と印象も変わり(個人的に慣れたのか何なのか‥‥とにかく違和感が無くなり)、物語の暖かな雰囲気に癒されながら楽しく読破させて貰いました。 後、本作とは全く関係無いのですが‥‥‥『大円団』と書かれている方が多いのですが、誤用なのは解った上でのネタか何かですかね??(正しくは【大団円】) 余りにも誤用が多くて狼狽してしまって‥‥(汗)2021/06/01

たるき( ´ ▽ ` )ノ

62
シリーズ完結巻。とうとう終わってしまった・・・。寂しい。欲を言えば、碧と大樹の話をもっともっと読みたかったかな。最後まで作品の雰囲気は変わらず、沢山癒してもらった。ゆきうさぎ、どこかに本当にあったらいいのに!2020/08/29

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