集英社オレンジ文庫<br> ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご

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集英社オレンジ文庫
ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご

  • ISBN:9784086800945

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内容説明

【おまけレシピペーパーつき!!】小料理屋「ゆきうさぎ」でバイトを続けている大学生の碧。若店主の大樹は最近、豚の角煮の研究をしている。先代の女将が、唯一レシピを教えてくれなかった料理だそうだが、その理由とは一体…? 暖簾をくぐれば“おいしい”が聞こえる、小料理屋が舞台のほっこりドラマ。仲直りの手まり寿司、憂鬱に効くメンチカツ、再会の日替わりかき氷……などをご用意しています。※電子版特典として、紙の本の初回配本時の特典として封入されていたレシピペーパーを収録しています!

目次

序章 夏のはじめの店開き
第1話 2月と大樹のとろとろ角煮
第2話 4月の花見にさくら寿司
第3話 5月病にはメンチカツ
第4話 8月花火と氷いちご
終章 夏の終わりの店仕舞い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カメ吉

169
すごくホッとする作品でシリーズも2作目。キャラクターにも愛着がわき楽しめました。 『東京バンドワゴン』的な小さな事件と解決で人々の絆が深まって広がるホームドラマ。 心地良い読後感がたまりません。 続いて第三巻へ。2017/05/22

yanae

126
ゆきうさぎシリーズ2弾。今回も素敵なお話でした。あっという間に読んでしまった。前作よりも、登場人物が固定して落ち着いたからか、物語も読みやすく、登場人物同士もより仲良くなった感じ。とはいえ、碧の友人達がでてきたり、新たな常連もできたり、まだまだ楽しくなりそう。碧の母親の昔の話も出てきて、いい人だったんだなぁとしんみり。ムサシと新入りコジロウ猫達も大活躍。大樹と碧の関係はいい感じででもくっつきすぎず。読み心地のいい一冊でした。次作も楽しみ!2017/10/27

machi☺︎︎゛

120
家の積読本から表紙のカキ氷に惹かれて読了。今の季節にちょうどいい話。今回も角煮、ミンチカツ、様々な美味しそうな料理が出てきて改めてゆきうさぎ行きたいなー(❁´ω`❁)亡くなったお母さんの生前の話もあってほっこりした2巻だった。2019/08/14

南北

113
シリーズ2作目。今回も角煮・ちらし寿司・メンチカツ・かき氷とおいしそうなメニューとそれにまつわる話になっています。店主の大樹が祖母の先代から角煮の作り方を教えてもらえなかった理由もよかったし、かき氷の話では近所の神社の娘の朋夏ちゃんが苺の手作りシロップがかかったかき氷を食べられるのか?というところも読ませる展開でした。角煮の話でお酒は二十歳になってからというのが出てきますが、今は大学の近くの飲食店にも未成年に酒を飲ませないように連絡が行っているようで、時代も変わりましたね。2018/12/21

ゴンゾウ@新潮部

110
シリーズ第2作。若い主人大樹が営む小料理屋「ゆきうさぎ」。この小料理屋に集う人びとの日常。特に大事件が起きるわけではない。故人の思い出、親子の衝突。そんな日常に起きる出来事が暖かく描かれている。普通の日常が幸せだと思わせてくれる。2019/02/03

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