講談社文庫<br> 砂の城 風の姫

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講談社文庫
砂の城 風の姫

  • 著者名:中村ふみ【著】/六七質【イラスト】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 特価 ¥500(本体¥455)
  • 講談社(2020/05発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
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  • ISBN:9784065190272

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内容説明

天下四国――それは、天から授かりし四つの国。
 西の国、燕では、始祖王灰歌から代々女王が国を治めてきた。燕王はあらゆる祭事を司る神女でもあった。そのため、燕はもっとも天に近い国といわれる。
 徐国の元王太子で、今やすっかり風来坊の飛牙は、天令の那兪を連れ、代々女王が治める燕国へ。そこで偶然お忍び外出中の名跡姫・甜湘と知り合った飛牙は、いきなり「胤」候補にされてしまう。胤は未来の女王たる甜湘に、子を産ませるための制度上の夫のこと。しかも飛牙の前にいたという胤ふたりは、すでに怪死を遂げているらしく……。胸躍るシリーズ第2弾!……。

目次

第一章 燕国哀歌
第二章 都の風
第三章 三人目の男
第四章 胤の心得
第五章 天の毒・地の毒
第六章 乱
第七章 かたち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

60
シリーズ第2段。那喩と飛牙は西国、燕へ。飛牙と甜湘の成り行きが意外でびっくり!でもそういう形もあるのかー、そして完成しきってると思った飛牙も成長してるんだなーと嬉しくなった展開。諸国を巡って帰ってきた暁には…も楽しみ。今後描かれると嬉しいなあ。ちょっと摂政、だいぶ悪どかった割にはあっさり退場したなあという印象。兄弟同士、親子同士の因縁がもっと描かれていたら良かったかも。にしても那喩の蝶能力(ちょっと上手いこと言った。笑)、便利過ぎる!笑2022/01/17

ミュポトワ@猫mode

57
天下四国シリーズ 2巻読了しました。この巻は、作者がハッスルしちゃったの?って思うくらい面白かったです。ようやく筆がのってきたのかって思いながら読んだんだけど、たぶん、俺の勘違いwどうも俺は、強い女の子が好きみたいです。この巻の主人公とか桜嵐とか陽子とか…この巻も主人公のおかげで読み手である俺がハッスルしたんだなって後になってから思いましたw強くて行動力のある女の子はやっぱり良いのですよ♪だって読んでて楽しいもの!ってことで、この巻も無事最後にまとまったので、次の巻も読んでいきたいと思います♪2020/09/10

はな

46
まさかそうなるとは。でも、はきはきしてて感じの良い王女様。いいお嫁さんになりそう。姫に「殿下の正妻」と言われて固まる那兪が可愛すぎた。おまけ(?)の那兪の短編がすごく良くて…。昔から優しかったのね。飛牙が「縁を結べた天令が那兪でよかった」というのも深く頷けます。そして黒い翼の彼。殿下の浮気(?)を小耳に挟んで腸煮えたぎってました(笑)次巻が楽しみ。2021/01/31

dorimusi

22
シリーズ第2段。男の扱いが正に種男な胤をあてがわれる国の話し。国の名前が燕。なかなかに微妙。 とても読みやすく、犯人とかも予想しやすい。でも面白い。そして最後にちょっと予想外を突っ込んでくる。するんだ結婚‥‥‥。 しかし悪役に粘りがない1巻目もそうだった……。もうちょっと活劇感があってもいいような。 2022/04/22

ベル

15
国ごとだと思っていたので、普通に飛牙出てきて嬉しい〜! 飛牙は裏雲を救う方法を求めて女王の治める燕国へ。王女である甜湘と城下で出会い、成行きで甜湘の『胤』となることに。甜湘が可愛くてたまらんでした!そしてじわりと滲み出る飛牙のお育ちの良さがツボです。良いキャラもたくさん出てきて、もう少しじっくり読みたかったかも。飛牙の旅は続くけど、思わず「えっ!」という流れに。なんかいい二人だな。有為とても良かったので、燕に戻って来たときはバンバン出てきて欲しいです。2020/09/14

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