内容説明
《吸血鬼×殺人鬼》のダークファンタジー!
「令和の切り裂きジャック」と畏れられる殺人鬼・神無が、自分に愛を告げる女を手にかける理由は――相手の体を裂いてまで探しているものは、たったひとつだ。
「人は、誰かに対して『愛してる』って言うだろ。でも、その愛って何処にあるんだろうと思って」
探しものを見つけることができない青年の前に現れたのは、陶器人形のような美しい少年・御影。
「それが欲しいなら、おいで。愛してあげる」
神無が招かれたのは、都心にあってそこだけ異空間のような古びた洋館だった。ここで一緒に暮らすのだと、御影は平然と神無に告げる。そのあまりに強引な展開に戸惑う暇もなく、すぐに神無は身をもって御影の正体を知ることになる。御影は、ひとの生き血を吸う吸血鬼だったのだ。
これは、罪を犯して人の道を外れ、罰の証の如くスティグマと呼ばれる刻印を身に宿した、異能の者達の、血塗られた戦いの物語。……究極のダークファンタジー、始動!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
32
次巻に東雲ちゃんも登場するのかな? カインと切り裂きジャックの出会い編。 ラノベっぽかったな、字も大きかった気がするし。2020/09/18
白雪ちょこ
23
結構なBL要素が豊富で、腐女子である私にとっては大満足の一冊だった。 洋書や七つの大罪など、悪魔的な要素も取り入れられており、ダークファンタジーも豊富で面白かった。 だが急に強いヒロインが出たりと、作者独特の早いテンポで描かれているところが、ちょっとなぁと。 愛を求め合う2人の吸血シーンや、心が繋がっていると言った、内なるBL要素に終始ニヤニヤ。 少々グロテスクなシーンもあるが、アニメ化もぜひしてほしい。 御影のイメージ声優は、興津和幸さん。 神無の声優は鈴木崚汰さん。2024/04/01
cithara
12
蒼月さんは本当はこういう小説を書きたかったのでは? そして市販されるという縛りがなかったらもっと過激にいきたかったのでは? 何と医者の都築が登場するとは! 『幽楽町おばけ駄菓子屋』の中では地味目のキャラだったのでまさかとは思ったが、彼なりにお元気そうだったのでよかったです。今回は蒼月さんの作品には珍しく東雲という女性キャラが登場。彼女は今後重要な役割を担っていくのか? 最終章は「休日」とタイトルに入っているくらい息抜きっぽい作品。サンシャイン水族館を訪れる二人。会話のやりとりがどうにもこそばゆいのだが。2021/04/18
なみ
12
電子☆フェアだったのとあらすじに惹かれてポチッたんだけど、面白かった…!個々の事情含めキャラも立ってて脳内で動く様が想像できる感じ?で読みやすかった。ダークファンタジー始動!と書いてあるので続きますように…(読みたい)2020/05/08
ぱんだ
11
なんとも不思議な読み心地。 ライトノベルとブロマンスを足して割ったような印象🧐メインの人達がみんな罪人というダークファンタジー感もプラス。 こちらの作者さんの小説はほのぼのとした物をメインに読んでいたので、ギャップにも驚きました。2021/12/18
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