集英社コバルト文庫 君が眠りゆく朝に（中）

著者名：藤原眞莉【著】

集英社（2020/03発売）

• ISBN：9784086144582

内容説明

ついに十五代将軍となった慶喜。だが、将軍職を継いだ後も江戸城に入ろうとしない慶喜に対して、幕府内には非難の声が上がっていた。慶喜の身を案じた和宮は、書状を送って「江戸」を抑えるように訴えるが、返事は来なかった。――慶喜には、その前に京でやらなければならないことがあったのである。新選組の沖田総司を訪ねた慶喜は、組の内部で不穏な動きがあるという情報をつかむが…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Natsumi]

図書館

[りん]

大阪城脱出のシーン。いろんな考えがあると思うけど、こういう考えもあったのかぁ。と。妙に納得。

[まごたく]

歴史オンチでも、慶喜公のことをいろいろ調べてみたくなる。教科書の歴史が伝えているのは経過や結果であって、想いや思惑ではないんだよなぁ。。いや、まあ歴史小説はフィクションだけども。

2015/08/03

[punto]

追記。

2007/10/11

[こけ]

岩倉具視が、家茂と和宮を結び付けようとしていたってことを、この本で知りました。

2011/06/15