身近な音と音波

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身近な音と音波

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784339015058
  • NDC分類 424
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【読者対象】
「音」の伝わり方について基本的な考え方や性質を学びたい高校生,高専生,大学生や社会人。
また,中学・高校の理科教師が音や波について理解を深めるのに役立つ。

【書籍の特徴】
日常では音を感覚として聞くだけで,音が波であると考えることは滅多にないだろう。しかし,音がどのように伝わるのか,あるいは音色の違いはどのように生まれるのかなどを知るには,波としての性質を理解する必要がある。本書では,高校物理でわずかにしか触れられていない音の「波」としての側面に注目し,身近な例をひきながら様々な音の伝わり方の特徴を説明する。また,ワイングラスの鳴音,沸騰音などの音についても解明する。

【各章について】
1章は音についての簡単な歴史である。
2章では,基本となる弦を伝わる波について高校レベルの数学を使って説明する。
3章では,音が伝わるとはどういうことか,音圧の大きさ,音速について述べる。
4章では,楽器や声の音色を理解する上で欠かせない定在波や固有モード,そしてスペクトルについて丁寧に解説する。
5,6,7章で,波が伝わるときに起こる屈折・透過・回折・干渉・ドップラー効果を,実験例を織り込みながら説明する。
8章では,発声や聴覚のしくみ,スピーカー・マイクの原理を説明する。
9章で,音階,ペットボトルを吹いたときの音,グラス・ハープ,水滴が水面に落ちるときの音など,身近な音について解明する。
10章では人体を診断する超音波について,11章では,水面波,地震波,宇宙で伝わる音波について紹介する。

【著者からのメッセージ】
音は誰にとっても身近な現象である。それだけにわかっているつもりでも理解していないことが多い。例えば発声はどのように起こるのか,声や楽器の音色はどうして違うのか,ペットボトルはなぜ鳴るのか,など。物理的な考え方を学ぶことで,音の多彩な現象を理解することが容易になるだろう。

【キーワード】
音,音波,超音波,音速,水面波,地震波,定在波,スペクトログラム,ドップラー効果,衝撃波,ヘルムホルツ共鳴,水滴からの音,ワイングラスの音


【目次】

☆発行前情報のため,一部変更となる場合がございます

1.音の簡単な歴史
1.1 音はどこを伝わるか 
1.2 音の速さを測る 
1.3 ささやき回廊 

2.波とは
2.1 ばね振り子 
2.2 単振動と円運動 
2.3 弦を伝わる波 
2.4 波の速さ 
2.5 波の式 
2.6 特性インピーダンスと波のエネルギー 
2.7 横波と縦波 
2.8 弦の伝わり方の基本式 

3.音波とは
3.1 音波の伝わり方 
3.2 音波が伝わると熱くなる? 
3.3 音圧の大きさ 
3.4 音の速さ 
3.5 平面波と球面波 
コラム:大気圧の1013 hPaとは

4.反射と定在波
4.1 波の反射 
4.2 弦の定在波 
4.3 固有周波数と固有モード 
4.4 閉管での音の共鳴 
4.5 音色とスペクトル 
ピアノとバイオリンの音色
4.6 気柱共鳴のスペクトル 

5.屈折と透過
5.1 波の屈折(スネルの法則) 
5.2 最も早く到達するには(フェルマーの原理) 
溺れそうな波子さんを早く助けるには
全反射
5.3 大気中での音波の屈折 
5.4 海岸に打ち寄せる波 
5.5 音の反射率と透過率 
コラム:蜃気楼(光の屈折)

6.干渉と回折
6.1 波の干渉 
ノイズキャンセリングヘッドホン
コラム:川岸での水面波の干渉
6.2 うなり 
情報としてのうなり
6.3 回折 
ホイヘンスの原理
水面波の回折
回折角
音の指向性
コラム:競馬八百長事件

7.ドップラー効果
7.1 音源が動くとき 
7.2 観測者が動くとき 
7.3 動く物体の速さを測る 
7.4 衝撃波 
水面の衝撃波
光の衝撃波
コラム:ドップラーの生涯

8.音の発生と検出
8.1 発声のしくみ 
母音の波形とスペクトル
8.2 聴覚のしくみ 
8.3 スピーカー 
バスレフ型スピーカー
8.4 マイクロホン 
コラム:アヒル声

9.いろいろな身近な音
9.1 音階 
9.2 ペットボトルの音(ヘルムホルツ共鳴) 
9.3 ワイングラスの共鳴音 
コラム:ワイングラスを声で割る
9.4 鳴き龍(反響現象) 
9.5 空気の流れから生まれる音 
リコーダの音
9.6 水滴が落ちる音 
気泡から出る音
9.7 シャンパン泡の音 

10.超音波
10.1 超音波とは何か 
10.2 身体の中を映す超音波 
10.3 集束超音波でガン治療 
10.

目次

1 音の簡単な歴史
2 波とは
3 音波とは
4 反射と定在波
5 屈折と透過
6 干渉と回折
7 ドップラー効果
8 音の発生と検出
9 いろいろな身近な音
10 超音波
11 いろいろな波

著者等紹介

崔博坤[サイヒロシ]
1974年東京大学工学部物理工学科卒業、1979年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻博士課程修了(工学博士)。東京大学助手を経て、1989年明治大学理工学部助手。1999年同教授。2021年明治大学名誉教授。研究テーマは、物質の音響特性計測、音響キャビテーションとソノルミネセンス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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株式会社 コロナ社

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レビュー,書籍紹介・書評掲載情報(レビュー一部抜粋) https://www.coronasha.co.jp/np/resrcs/review.html?goods_id=9048 本書は身近な音や波の現象を題材に、数学を程よく混ぜながら現象の本質を説明している。 社会人で物理現象に向き合っているエンジニアはもちろん、大学生・大学院生、意欲のある高校生にもおすすめしたい内容である。 音・波に解像度を上げたい人に打ってつけの本だと思う。2026/07/29

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