ボクの一生はゲゲゲの楽園だ 他 水木しげる漫画大全集(2)

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ボクの一生はゲゲゲの楽園だ 他 水木しげる漫画大全集(2)

  • 著者名:水木しげる【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 講談社(2020/03発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063781502

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内容説明

<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!!
目次
『水木しげる漫画大全集』(19992001)、第3期、第13回配本。
★収録作品
「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ 中」
<水木しげるの大冒険>
「メキシコ奇行」「精霊伝説アボリジニ」
★資料編
★解説「水木さんのことは語り切れない」夏目房之介(漫画批評家、漫画家、エッセイスト)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」326号(通巻94号)
・ある日の一言「戦場の第一線はね、敵もこっちも、あんまり勇敢ではなかったですよ。やっぱり死にたくないから」
・監修者が訊く! 水木プロダクション チーフ・アシスタント 村澤昌夫インタビュー3
(ほか)
ついに南方の第一線に投入された水木二等兵! 仲間が次々と死んでいく地獄の島で、水木サンもまた、幾度も生死の境をさまようことになる……。そして迎える終戦。左手を失いながらも、「森の人」の助けを借りて奇跡的に生還を果たすが、戦後の日本で待っていたのは、飢えとの新たな戦いの日々だった。 ★解説「水木さんのことは語り切れない」夏目房之介(漫画批評家、漫画家、エッセイスト)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

23
水木しげるの自叙伝、その中巻は、パプアニューギニアでの従軍の様子が中心に描かれている。戦地での出来事は壮絶そのものだが、水木はどこか、飄々としている。上官に遺書を書いておけと言われ、「田舎のどこかを歩けばボクの魂に出会うであろう」といったことを書くのだ。また、原住民との交流も、ここが激戦地とは思えないほのぼの感に溢れている。しかしそんな中、水木は左腕を失う。残った腕も皮膚病で動かなくなるが、ある日、左腕の切り口から赤ん坊の匂いがすることに気付く。その瞬間、生きて内地に帰ることができるかもと水木は予感する。2018/01/13

軍縮地球市民shinshin

8
中巻は水木の戦争体験が主。玉砕したと大本営に報告してしまったので、生き残りがいては困るから何度でも片道食料で突撃させる(玉砕とは言わない)、陸軍士官学校でのエリートにはやさしく、定期昇給なのかいつのまにか大した武功もないのに大尉から少佐に昇級、現場上がりや徴兵での一般兵にはきびしく、昇級も全然ないということが描かれている。結局日本軍という組織も官僚であるので、年功序列やエリート出には身内意識で甘いのだ。今でも官僚は同じようなことをやっている。軍隊も学歴社会。明治にはそれが未完成だったから強かったのか。2018/01/28

teitowoaruku

3
「くさりかけてますけど安くしときますよ」はどう考えてもおかしいだろ!?そこは「から」か「作りたてですけど」だろ!?…しかし明らかにおかしいのに、水木しげるの作品だと妙にマッチしてしまう。これが水木ワールドだと言えるだろう。2022/07/21

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