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内容説明
<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!>
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!!
『水木しげる漫画大全集』(1995-2013)、第3期、第14回配本。
★収録作品
「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ 下」
「絵巻えほん 妖怪の森」「絵巻えほん ゲゲゲの鬼太郎 妖怪島へ」「水木少年とのんのんばあの地獄めぐり」
★解説「父親が『水木しげる』だということ」原口尚子(水木プロダクション代表・水木しげる長女)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」3-28号(通巻96号)
・ある日の一言「ご機嫌が加味されるんだ」
・監修者が訊く! 水木プロダクション チーフ・アシスタント 村澤昌夫インタビュー5
(ほか)
結婚、雑誌デビュー、世界各地への冒険旅行と、水木しげる怒濤の後半生が描かれた「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」完結編に加えて、美しいフルカラーの絵本作品3作を収録! 渡る世間は妖怪ばかり!? 奇々怪々な人々に囲まれた、水木先生の波乱万丈物語!! ★解説「父親が『水木しげる』だということ」原口尚子(水木プロダクション代表・水木しげる長女)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
35
水木しげる自叙伝の最終巻。とにもかくにも売れない漫画家時代の貧乏自慢が凄まじい。が、ある日、水木はふと見上げた空に金霊(かなだま)が飛んでいるのを見る。ねずみ男曰く「金霊というのは昔からいるお金の妖怪で普通の人には見えないが……ときとして見えることがある これは倉のマドにお金がひとりでに列をなして空から飛んで勝手に倉の中に入る現象をいう 気づいたときには倉の中はお金の山というわけ」。とたん、水木は売れっ子漫画家となる。忙しさに連れ、アシスタントも増えていく。(つづく)2018/03/01
軍縮地球市民shinshin
6
水木の自伝漫画の完結編。有名になってからは、海外の妖怪や精霊と会うための旅行の話が多い。また母が亡くなった時のエピソードや、葬儀の最中に幽霊となって登場するなどの水木の「心象風景」も加味されており面白い。巻末の2013年刊行の「水木少年とのんのんばあの地獄めぐり」も面白い。亡くなる2年前の作品だが、まさに直前まで仕事をしていたのだぁと思った。2018/02/11