内容説明
人間主義の思想書『法華経の智慧』(池田大作著)をベースに、世界宗教の条件を考察するシリーズの続刊。第2巻は、法華経の「薬草喩品」から「見宝塔品」までの考察を収録。テロリズム、北朝鮮危機、AI(人工知能)と話題は多岐に及ぶ。月刊『第三文明』好評連載の2017年8月号分から、2018年7月号分までを書籍化。
目次
まえがき
第1章 慈悲と智慧は行動のなかにこそ表れる
第2章 変わり続けることが「生きた宗教」の証し
第3章 『法華経の智慧』から考える座談会の意義
第4章 創価学会における「師弟の絆」
第5章 「難」との向き合い方に表れる池田思想
第6章 「民衆という視座」から世界を見る
第7章 法華経の現代的展開としての「人間主義」
第8章 「人生という劇」に勝利するために
第9章 「生命こそが宝塔」という思想
第10章 創価学会という「感化の輪」の広がり
第11章 「よく生きる」ことを促す死生観
第12章 人間軽視の時代への「防波堤」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SK
1
2019 12 152021/10/18
Norimasa Saito
1
池田大作著「法華経の智慧」を佐藤優が読み解く第2段。①「化城即宝処」手段の中に目的が含まれる。目的のために手段は選ばないとする暴力思想を否定する。民衆を絶対に手段には使わない。②「宝塔品」「すべての宗教は『生命という宝塔』から生み出されていく」シンギュラリティ、人間機械論と対峙する人間主義の価値観。③「信仰は感化」人から人へ伝わる。故に「師弟」の意味がある。世界宗教はすべて師弟が貫かれている。「信仰は決断」ではない。佐藤優が全力で「法華経の智慧」に取り組む熱意が伝わる。2020/03/10
こうきち
0
面白かったよ2019/12/31
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