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内容説明
若園の失策により「火の男」のアジトで火事に巻き込まれそうになった千里達。「秘密基地」の想い出のおかげで事なきを得た二人は若園を頼らず新たな情報を手に入れようと動きだす。恵南は千里の祖父から「火の男」を調べる事に。そして千里は危険な人物との接触を試みようとする。だが、その人物はすでに殺されてしまっていて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
30
「いつも闇ん中這い回るみたいな生活してるから・・・俺が「生きてる」って実感する時って、朝日を見る時だけだからさ・・・」。これまで伏せられていた双子の兄・一登が「連続強盗殺人犯」の「三ッ目」となるまでの回想から、その足取りを追う、焦る千里の悪戦苦闘を経て、一登に待ち受ける暗雲まで。一見遠回りな様で、相対する相手に心を尽くそうとする恵南の方がよほど真相に近付きつつある様に見えるのは、そういう皮肉、と言う事なんだろうか。この展開の遅さは作者もまた苦闘している様に思える、とはちと言い過ぎかな(以下コメ欄に余談)。2019/12/13
JACK
15
○ 千里は「火の男」と行動を共にしている双子の弟、一登を追い、アジトまで辿り着くが、そこに二人の姿は無かった。一登を探し、火の男を殺そうとする千里だが、その行動を刑事に戒められる。「殺人というのは、人が一人減る現象の事じゃない。人を殺す行為は、多くの不幸な人間を生む行為だ」の台詞が印象的。でも話の展開が遅く、面白さもそれほどでは無く、惰性で読まされている感じ。2019/12/03
わたー
12
★★★☆☆やはり物語の展開としてはいまひとつ盛り上がりに欠けるかなと。連続強盗殺人犯、火の男と三ツ目をそれぞれの立場で追う主人公、警察、反社。それぞれの思惑が複雑に絡み合いすぎて、イマイチそれが読者に伝わってこないのはマイナスかな。2019/12/15
ジロリン
10
買ってきて読み始めたら、何がどう展開してるのか全然わからない…4巻を再読し状況を再度把握し直してから、やっと物語に入っていけたwやっと物語が動き始めたかな?というところで次巻へ。ううむ…どういう<謎>をどういう風に<解きたい>のかもうまく理解できないかも。これじゃ<スリリングな物語>を読み進むドキドキ・ハラハラが味わえないんじゃないかと…ちょっと物語設定を捻りすぎ?感がにきにしもあらず、かと。2020/01/13
hannahhannah
9
犯罪も辞さない主人公、暴走刑事の若園。ヴェテランの駒津刑事は作中における数少ないまともな人だ。2022/09/18