角川コミックス・エース<br> 夢で見たあの子のために(2)

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角川コミックス・エース
夢で見たあの子のために(2)

  • 著者名:三部けい【著者】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 特価 ¥319(本体¥290)
  • KADOKAWA(2018/05発売)
  • ポイント 2pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041068373

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内容説明

共に冒険をしてくれた兄は、もういない…。
復讐を果たそうとする中條千里は、自ら蒔いた種のせいで仲間を巻き込んだ絶体絶命の危機に陥ってしまう。「本職」の力を借りた板倉は、追い詰めた千里にある取引を持ちかける。それは、今まで必死に集め溜め込んできたであろうお金全てと、人質にした仲間との交換。兄を殺した犯人を捜すため、手を汚してまで集めてきた大事な資金…おいそれとは渡せない。…でも。仲間の命を取るのか、それとも復讐という目的を取るのか。千里が決断した選択とは一体!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

123
中々壮絶な過去だな。2020/04/04

JACK

28
☆ 幼い頃、千里は両親を殺され、双子の兄である一登を誘拐された。千里と一登には目を閉じると相手が見たものが見える視界の共有という不思議な力があったが、やがてその視界の共有も途絶えてしまった。一登も殺されたのだ。それから千里は復讐だけを考えて生きてきた。犯人「火の男」を殺すために悪事を繰り返して大金を貯めるが、そこで事態は思わぬ方向へ動き出すのだった。「人殺しを探す金は汚くていい」、「幼い頃の自分に、側にいて欲しいって思ってもらえる自分になりたい」の台詞が印象的でした。これからの展開に期待が高まります。2018/05/05

あこさん

23
うおー、やっぱり一登生きてたーよかったー!…のか?この作者さんはどんでん返しの連続なのでつい疑ってしまう。一登が生きてたことで千里に生きる希望が持てるといいんだけど。いちばん高いところに行けるように「一登」いちばん遠いところに行けるように「千里」なんて素敵なネーミングなんだ。ドキドキハラハラな展開の中に優しさや愛がちらほら。いい作品だ、買い揃え候補だな。2018/07/01

トラシショウ。

21
「ずっといっしょだと思ってたのに」「おれだけいきのこっちゃった」。「奪り返し屋」として金をせしめた筈の板倉の本性を見誤り、罠にハメられ拘束されながら、千里の中に一登との懐かしい記憶が去来する。一登を、両親を殺した「火の男」に追いつく為の大金を巻き上げられ、それでもそこから「奴」への足がかりを探る千里に、「本職」の加東、施設からの幼馴染の恵南の二人からの「(自分には)決定的に足りないものがある」と言う言葉が突き刺さる。記憶を辿り、あの日の鉄塔で一夜を明かす千里の「夢」に現れたのは・・・(以下コメ欄に余談)。2018/05/03

しましまこ

17
こうでなきゃ!2018/05/03

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