内容説明
警察学校を卒業したばかりの麻生瞬。憧れの捜査一課に配属されたが、そこは「特殊能力係」という部署。どうして自分が? 戸惑う瞬だったが、上司の徳永に言われて気がついた。一度見た顔は忘れない、というのはどうやら普通ではないらしい…? 瞬はその記憶力で早速成果をあげはじめるが、なぜか命を狙われるように――。15年前の代議士死亡事故との関係とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんちゃん
49
警察官新人麻生俊は、警視庁捜査一係特殊能力係に配属された。なぜならば、俊は一度見た顔は忘れないという特殊記憶能力保持者だからだ。ちょっとツンデレ上司徳永と二人だけの部署。俊は早速、手柄をあげるが、同居している親友正史絡みで、俊もある事件に巻き込まれていく。愁堂れなさんお得意のバディもの。読みやすく、面白い作品だった。続編も三冊既刊。読んでみたい。また、読みたい本が増えてしまう😆2021/02/14
はつばあば
46
忘れないって言うのは顔だけでグジグジと昔の事をほじくり返す嫌味な男でなくてよかった(笑)。それにしても覚えた顔が口から出て来ないかしらと心配しました(;´∀`)。記憶力0な私では・・夢のような技。単純に面白いのでほけ~としている時にいいのではないでしょうか。BLっぽい表紙ですがそのケは無かったです。大体警察が同性愛を認める訳ないですからね。この続き「諦めない男」にいきます(#^^#)2020/08/16
ううち
37
特殊能力を買われて配属が決まった新人警察官のお話。主人公はちょっと若々しい気もしましたが、その記憶力凄すぎる。 自分も、普通だと思ってたけど普通じゃない能力があるかも知れない(なさそう)。 クールだけど意外と面倒見の良い上司の徳永さん…いいですね。次も楽しみ。2021/09/10
いぼいのしし
30
シリーズ1。刑事のバディ物。読みやすくてすらすら読めた。2022/06/08
まぁねぇ
27
愁堂 れなさん初読みです。面白かったです。人の顔を1回見たら忘れない特殊能力の持ち主。本人にとっては当たり前のことで特殊能力とは思っていない。それが、警察学校卒業後の配属先は警視庁早田一家「特殊能力係」見当たり捜査担当の二人だけの係。上司德永と麻生瞬のこれからの活躍楽しみです。2024/05/22