集英社オレンジ文庫<br> 失わない男 ~警視庁特殊能力係~

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集英社オレンジ文庫
失わない男 ~警視庁特殊能力係~

  • ISBN:9784086804424

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内容説明

一度見た人間の顔を忘れない麻生瞬は、膨大な数の指名手配犯の顔を覚え、街角で地道な『見当たり捜査』を行う警視庁捜査一課の専門部署『特殊能力係』に配属されて早一年。ある日、上司の徳永と二人きりでいるところへ謎の美女が訪れる。徳永に「美貴子さん」と呼ばれ親しげな彼女は一体何者なのか? 気になって仕方がない瞬は、見当たり捜査中、指名手配犯リストに載っている男に声をかけられた。が、警戒する瞬に道を尋ねてきた男は、病により既に自分の犯した罪も名前さえも忘れていた――。特能バディの事件ファイル、シリーズ第7作! 忘れてしまった罪は、なかったことになるのか?

目次

失わない男
後日談

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いぼいのしし

30
シリーズ7。テーマは認知症。ある日徳永を美女が訪ねてくる。どういう関係なのかとモヤモヤする瞬。。。そういえば、徳永の私生活はどんな感じなのだろう。2023/05/05

21
う~ん、ちと苦いお話しでした。アルツハイマー病ってヤな疾病ですねぇ。他の疾病もヤですけど…。2022/07/15

きょん

15
今回は認知症がテーマ。記憶を武器に仕事をしている二人にとってはより重大なリスクとして感じられるだろうなあ。忘れる方も忘れられる方も辛い病気の克服がいつか実現します様に。2022/05/14

綾乃

12
シリーズ7冊目。 見たり捜査中の瞬に声を掛け道を尋ねた指名手配犯(殺人犯)と、元上司・冨樫の妻から相談を受けた徳永を困惑させた、冨樫を自殺に見せかけた殺人未遂事件、今回は二人の認知症発症者を巡る問題に当たる特捜係。 冨樫の認知症から事件へ発展だけでも後味が悪いのに、瞬に声を掛けた殺人犯が自分の犯した罪さえも病気のせいで忘れてしまうと言う、なんとも苦い思いしか残らなかった。2022/09/27

クルミ

9
シリーズ7作目。見当たり捜査で声をかけられた瞬。偶然にもその人は過去に事件を男。しかし何も覚えていない。自分の名前さえ。徳永に「美貴子さん」と、呼ばれ親しげな彼女。今回は認知症の話題。2024/05/04

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