内容説明
シャズを追いかけてシッパルに急行するナムル。アウェール=ニンウルタの叛乱を鎮め、傭兵王の企みを挫くことは出来るのか。そして東では、エシュヌンナの太陽・皇太子イバルピエルと、傭兵王の息子・イシュメ=ダガンが激突する……!! 群雄割拠する古代オリエント世界の神位と覇権を巡る戦い、疾風怒濤の第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Saiid al-Halawi
4
借り物。古代メソポタミアの軍略政略と能力バトルが半々くらい。グロ耐性まったく無いので血とか切断とかそういうのちょっとでも出てくると変な汗かく。。。ヤメテ2012/12/26
Koning
3
冒頭ベーロッソス?て人が出てきて滅びた神殿で云々があったり(でもベロッソスは神官のはずだから別人だなきっと)。シッパル潜入のために女装してみたり、エロいけど汚いイシュタルの化身が出てきたり、エアの化身ですかぃ(と、だんだん盛り上がってまいりました)。で、途中に楔形文字が出てくるんだけどさぁ、何故新字体?古バビロニア王朝時代にはまだdingirは米印ですよぉ。とか、そういうのが気になってしまうお年頃(汗。困った。まぁ、そういうのが大丈夫かメソポタミア何それならおいしくいただけると思う(w2012/08/10
葉つき みかん
2
ナムルは『ハンムラビ法典』を記す為に選ばれた者なのか…。ナムルがエリシュティシュタルを受け入れる場面が感動的。他の方が書かれていて気付きましたが、文中に出てくる楔形文字が新アッシリア時代の新字体だったのですね…。だから違和感を感じたんだ。2015/09/30
TNS_20
2
まだ盛り上がりまで時間がかかりそうだけど、ついに一番の大ボス以外は登場したみたいな流れなのかな?最小国家としてどう生き延びるのか。 謀略策略がうまく嵌り過ぎな感があるにはあるがそういうの嫌いじゃないからいっか。2010/07/20
ふじさん
2
面白かった。相変わらず短い分量ながら、読みどころがきちんと用意されていて満足感があるのは作者の力量故だと思う。特に今巻は盛りだくさんの内容で無駄なシーンが少しもなかった。次巻への引きも充分。2010/01/31