四方世界の王1 総体という名の60(シュシュ)

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四方世界の王1 総体という名の60(シュシュ)

  • ISBN:9784062836951

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内容説明

紀元前1800年、英雄割拠する古代オリエント。世界の神位と覇権を巡る戦いは、少年と少女の出会いから始まる――。名作『ジハード』を超える圧倒的スケールで描き出す古代オリエント幻想創世記の幕が今、華々しく上がる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Saiid al-Halawi

5
借り物。粘土板への筆記とか書記の職業的優位性とか、時代考証的には結構本格感があって面白い。でもちょっとグロい。でも面白い。でもグロい。2012/07/20

竹花 樒 - Shikimi Takehana

4
時は古代オリエント、場所はティグリス川流域の北方アッシュールと南のラルサに挟まれる形で位置するバービルム市を舞台に少年と少女の英雄叙事詩が開幕する。シャズとの出会いを受け、ナムルは健気に彼女に付き従って事物の形状を視認しその真の形象を視野に焼き付けていく。気づきによって一人が得たものを、象徴によって皆が理解・共有するのであれば、それが「小胞」という矛盾を包摂した異能の単位の場合どう理解するべきなのか。その問いが与えられた欠片・ナムルが、「直観」をもって答えへと肉薄し総体を探求していく物語に胸が熱くなった。2010/12/06

Stella

4
古代メソポタミアでハンムラビ王(作中は王子)がメインな話なのか。哲学的、衒学的な雰囲気で、ライトノベル的キャラクターが活動している。2009/03/05

てれびん

3
世界が明確に区分される直前を描いている点に興味2010/08/25

KEI

3
講談社BOX大河ノベル2009の1巻。講談社BOXはまぁまぁ好きなんで、毎月チェックしていたんですが、これは手を出していなかったんです。読んでみて当たり認定。古代バビロンの世界観にボーイ ミーツ ガールという典型的な話。そして胞体という異能。後半のシャズの罠に熱くなり、彼女がなんと〇〇だし。今後の展開が楽しみになりました。2009/02/09

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