内容説明
激化していく魔王軍との戦いの中、ウサトは救命団として傷ついた味方を助けつつ、常識破りの戦法を用いて敵の軍団長を捕獲するなど、八面六臂の活躍を見せる。
そして勇者として戦線に立つカズキ、スズネも強力な武具を手に入れ、戦況は一気に連合軍に傾くかと思われたが、敵の総大将である魔王が動き始めたことで状況は一変してしまう。
直々に戦場へ現れた魔王に立ち向かうウサト達だったが、魔王の繰り出す強力な魔術の前になすすべなく、苦戦を強いられる。
絶体絶命かと思われたが、魔王は突如“余興”と称してウサト達に幻を見せる。
それは、遥か昔にこの世界に召喚された先代の『勇者』の記録。先代勇者の辿った数奇な運命と、魔王の思惑――ウサト達は、大きな決断を迫られるのだった。
手に汗握る展開の第十一巻。決着の時は近い!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
14
師弟共に魔王を殴りやがったwあと、黒服達も人外じみた動きをしてるのな。雑魚だと思ってたけどあの訓練に耐えてるのだから当たり前だった。あの師弟が異常なだけだった。 次の巻でどんな判断をするのだろうか?2019/11/20
ごまぐる
2
どこかでローズが倒されて、ウサト覚醒なんてことがあるかもしれないと思いつつも、この作者ならハッピーエンドしかないだろうと安心して読みすすめた。先代勇者は戦国時代からやってきたのか、よくアジャストできたもんだと突っ込みながらも、最後まで希望を捨ててくれなかったからこそ、ウサトたちの出番があったというものだ。さて、次巻、彼らは帰られるのか、それとも残るのか、どういう選択肢をとるのか楽しみだ。2025/07/19
速水 僚
2
過去勇者話。これでもかと酷い扱いだったかっての勇者の記憶を見せられる現勇者とウサト。魔王の真意、そして最後の戦いがここに完結なんですよね。恐らく。積読一気読みに疲れつつ、現実逃避しているなあ。2023/03/12
yuhta
2
魔王と人類同盟の戦いの終止符が打たれ実質最終巻。12巻は後日談的な感じなのであまり見る価値はない。2023/03/04
カン
2
戦線が狭すぎる。もしかしたら、小島内での争いなのか。それ以前に、いきなり総力戦はないでしょう。2020/05/20




