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内容説明
「青春」完結。本当の強さとは何か。
七帝戦本番を前に、増田は練習中に致命的な負傷を負う。
和泉主将をはじめとする四年目にとっては最後の七帝戦。
レギュラーも、それ以外の部員も、怪我で出られぬ増田も、OBたちも、
「この日」のために、青春の全てを、人生の全てを、捧げてきたのだ。
七帝戦の激闘の果てに、彼らが掴んだものは何か。
完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zaku0087
3
名残惜しい最終巻。北大キャンパスの風景もたまに描き込まれていて楽しみだった。確かに応援団も含めて、昭和の最後を飾る迷風景だった。大学生がスポーツしかしないというのも、というか勉強しないというのも、許されてしまう日本社会だけど、このあと社会人になってから、そのサボった分を追加請求されるのだね。それをうっすらわかっていても柔道に励んでしまうのが、愚かしいというか懐かしい。まあ、七帝戦は公式ゲームというより、プライベートゲームだから、余計ムキになってしまうところはあった。そのあたりがもう少し描けていればなあ。2020/01/03