内容説明
12月、聖誕祭を控えて御陵学院は大きな盛り上がりを見せる。玻璃率いる中等部生徒会はじめ、喫茶店をやることになったノウェム、さらにはラーフラまでもがサンタの格好をして準備に奔走。イザヤもその熱気の渦に巻き込まれていく。しかしまさに聖誕祭当日、街に異変が起こる。突如出現した大量の“獣”の群れ、新たな異端審問官の登場、そして壬生蒼馬の復活により事態は大きく動く。その中でイザヤが抱く決意とは!? 罪と罰のアイロニック・アクション、緊迫の第5弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
14
クリスマス、聖誕祭、幸せなひとときが輝くほどにその後の悲劇への落差が物語を盛り上げますね。どちらの陣営の手駒も層が厚くなり総決戦の気配が漂ってきますが、初期の話すら謀られていたとはなぁ。クライマックスに向けて盛り上がりまくってます、早く次巻をぉぉぉ!2010/11/28
KEI
14
購入。拒否権無くホンモノにさせられた1巻。ニセモノでも自らの心はホンモノであると、叫んだ2巻。ホンモノの英雄にニセモノと看破された3巻。そして、ニセモノ、ホンモノなど関係なく、「英雄」という高みへと登り始める5巻。熱い。熱すぎる。ホントに主人公らしい主人公に成長してくれて、僕は嬉しい。そして墓石に刻まれた彼の名前も気になりつつ、次巻にも期待大。2010/05/10
ごぅ。
7
街はクリスマスに賑わいをみせる。そんな中での壬生蒼馬の復活、4人組の最後の1人シスター・レアによるカルロの幽閉、内と外で混乱が起こる中、舞台は幕をきる。いよいよクライマックスへ向けた最後の戦いとなりそう、蒼馬の反則級の反転模倣にイザヤはどう立ち向かうか。その裏にいる黒幕はといったところですな。。。2020/04/23
紅羽
6
穏やかだった日常が終わり、物語はクライマックスへ向けて盛り上がってきました。遂にノウェムが恋心を自覚し、先の展開が楽しみです。2013/09/30
コリ
6
イザヤー!!こんな惚れる主人公は久しぶりだ!!(笑)だけど一番はノウェム(笑)2010/08/25