NeuN(4)

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NeuN(4)

  • 著者名:高橋ツトム【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2019/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065145111

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内容説明

ヒトラーのDNAを受け継ぐ13人の子供たちの中でたったひとり生まれた「完璧な子供」、6番目のゼクスは、9番ノインの「同期能力」に興味をいだく。ノインたちはナチス占領下のポーランドで11番目の子供レベッカ・エルフを擁するレジスタンス集団とともにナチスに立ち向かうことに。ノインの中の独裁者のDNAが発動し始め、歴史は大きくうねりだす!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

thee birdmen

24
これは深い。何度も何度も何度も見返してしまった。主人公ノインの特殊能力『同期』の正体が明らかになるにつれ、読んでるこっち側を哲学的な価値観の檻に誘い込んで閉じ込めてしまうような迫力があります。生まれてきたからには命を全うしたいと人間誰しも思うものです。しかし、もし人間が生きるという宗教を信じさせられているだけだとしたら?その思考を覆すことが出来たとしたら?その先にあるものとは一体…2019/12/04

ぐうぐう

15
「化け物を守ってるのか?」「いや あいつは…人類にとっての福音かもしれん…」ヒトラーの子供であるならば、その認識は正しいのだろう。悪魔であり救世主である、といった対照的な認識。「同期」という言葉が出てくる。ノインと繋がった人間は、ある幻覚を見る。自分を救ってくれる者との邂逅。ただし、レベッカを救うべく者がヒンデンブルク号に乗っているのは、あからさまな暗示だ。甘い夢想と、残酷な悪夢。ヒトラーの子供であるならば、その能力もまた対照を秘めていて当然だ。2019/03/12

サイド

2
同期の力の使い方とは2021/08/14

毎日が日曜日

2
★★★★2019/03/16

チョコろん

1
序盤でエルフを嘘つき呼ばわりし、終盤で心の内を暴くノイン。エルフが自分自身で色々なものと向き合える日は来るのか。特異な能力の発現も今のところないから、ゼクスと出会ってしまったら一発で殺められそう。今回の同期が守ってくれるだろうか。人間は生きるという宗教を信じさせられてる……て気持ち悪いけど妙に納得感のある言葉。ここを前向きに捉えられるか難しいか、時代によるのかな。作中の世界観は圧倒的に後者なので、今のところ希望は皆無。ノインはどう動くのか。しかし、ノイン自身が妙な方向へ変容してしまっているような……。2020/07/14

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