NeuN(2)

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NeuN(2)

  • 著者名:高橋ツトム【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2018/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065109076

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内容説明

ナチス政権下のドイツ。血のつながっていない両親とのどかに暮らしていた少年フランツ・ノインは、ある日突然ナチスの襲撃を受ける。ナチスは密かにヒトラーの血を持つ13人の子供をつくり、ドイツ各地で育てていたのだが、何らかの理由で彼らの抹殺を決めたらしい。9番目の子・ノインは、護衛を担当するテオ・ベッカー、8番目の子供・アハト、その護衛のナオミ・ライジンガーと共に、ナチスの追手と戦おうと決意するが・・・。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

32
総統の遺伝子を持つ子供たちを抹殺する理由、それは正統な後継者が確定したから。そしてノインもまた、何らかの力を見せ始める・・・亜人?もしかして亜人ですか!?いや~亜人ぽいわ(笑)冗談はさておき、二人の逃亡少年たちを探す為に、街中の同じ年の少年たちを片っ端から殺していくSS。まるでヘロデのよう。2019/06/01

thee birdmen

22
子どもたちを粛清する動機が明らかになる2巻です。ヤバいやつしか出てこない。これがまた面白い。ドクトルウーの静かな狂気もナチスというフィルターにかかると、さほど特別なこととも思わないから不思議です。完璧な子どもジンクロニザトアーとは?主人公ノインの特別な能力とは?強運の子ゲオルクの正体とは?謎が謎を呼び、序盤にしてすっかり心を掴まれています。2019/12/01

ぐうぐう

19
ヒトラーの遺伝子を受け継ぐ13人の子ら。狩る子と狩られる子、その理由が徐々に明かされる。展開が急ぎ過ぎてるように思われるのと、SF色が強くなっていくのが気になるが、豪腕でねじ伏せられるエンディングを迎えようとも、そこに興奮と感動さえあれば、読者は満足なのだ。高橋ツトムを信じている。2018/02/12

Schunag

10
『シンドラーのリスト』を指して「ホロコースト・ノワール」といったのは柳下毅一郎氏だったと記憶しますが、この作品もそう呼ぶにふさわしいのでは。前巻もそうでしたが、拳銃を手にした姿がどれも禍々しくも美しくて、これは最上級の(フィルム)ノワールの証でもあります。海外スリラーのファン、とくにジャック・ヒギンズらの冒険小説とか、あるいはフォルカー・クッチャーなどのナチス・ドイツ舞台の犯罪小説とか、デイヴィッド・ピースの東京ものとかがお好きな向きはread or dieだと思います。2018/02/13

sskitto0504

5
少しずつわかり始めた…メガネ君は何者?2018/02/20

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