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内容説明
全集第1期から続くゲゲゲの鬼太郎シリーズも遂に5冊目! 少年誌では初のお披露目となった鬼太郎の誕生秘話から、『マガジン』版鬼太郎の最終回までを収録する。また、幻の作品、朝日ソノラマ版の「吸血木」も単行本初収録! 鬼太郎サーガの原点となるエピソードが一度で楽しめる、ファンにはもちろん、鬼太郎ビギナーへの入門書にもオススメの一冊! ★解説「あの『闇』が、僕の原風景」竹中直人(俳優)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
16
1968〜1969年に「週刊マガジン」及び「別冊少年マガジン」に連載された作品を収録した全集版『鬼太郎』第5巻。貸本時代のリライトが多いのが特徴的。それだけ貸本版『鬼太郎』には、魅力的なエピソードがたくさんあった、ということなのだ。アニメ版で『鬼太郎』を知り、原作漫画に興味を持ち「マガジン」を読み始めた読者は、「鬼太郎の誕生」の回で、さぞかしぶっ飛んだことだろう。アニメ版の陽気さを取り込みつつ、原点回帰としての貸本版のおどろおどろしさをも両立させる、そんな懐の深さがこの頃の『鬼太郎』にはある。2015/09/26
軍縮地球市民shinshin
8
『週刊少年マガジン』に1968・69年に連載された作品が中心。当時の世相を風刺しているセリフが随所にある。支那妖怪が日本にやってきたのは、山西省の妖怪パラダイスを紅衛兵に追い出されたからだ、とか、ねずみ男が中立の「一般学生」だと名乗ったり、鬼太郎の仲間の妖怪が「日本妖怪は機動隊ほど人数はいない」とかである。こういう点が「優等生」の藤子作品にはないのだ。水木の方に惹かれる理由はこれだろうなぁと思った。2015/09/21
石鶏
0
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