- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
怪我で夢を諦めた少年・迫弓矢。そんな彼が文楽の世界に入り、数年の歳月を経て、ついに迎える初舞台。高校を卒業し、プロの技芸員として舞台に上がった弓矢が見せる、“火矢”の語りとは――。「あさめしまえ」の北駒生が圧倒的筆致で描く伝統芸能“文楽”、その果て無き“芸道”の物語。最終第3巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みち
11
先日、妹背山婦女庭訓の文楽を観たばかりなので、場面が映像で浮かんできて、どんどんお話にのめり込んでしまいました。私、文楽大好きです。これからも、こういう文楽を題材にした本が出版されれば良いなと思ってます。2018/12/09
へへろ~本舗
6
最終巻。もう少し読みたかった。先日文楽を観てきたばかりなので頭の中にスーッと入ってきた。2018/10/20
spica015
4
普段客席から観ている分には、当然舞台上の演者さんたちの私生活や内面なんて知るべくもないのだけれど、それぞれが色々な経験を経て、人が人を演じることができているのだということが感じられて胸が熱くなった。義太夫に三味線に人形に心を乗せて、舞台上から伝えられる情が劇場に響く瞬間をしっかり描いてあるのが嬉しい。「妹背山」をテーマとして本作は幕を閉じたが、「忠臣蔵」でも世話物でも何でもいいので、作品を変えて成長した弓矢たちの姿をまた見たい。そして柑太、なかなかええ彼女がいてるやないの…。千鳥兄さんも素敵やわ。2019/08/24
kei
1
もう最終巻!?そして湊が美人さんに成長してて…。才能や物事を極めることを扱った作品はわりと沼なんですが、この作品もよき沼でした。面白かったー!2018/11/04