C★NOVELS 天使たちの課外活動４ アンヌの野兎

著者名：茅田砂胡【著】

中央公論新社（2018/07発売）

• ISBN：9784125012889

内容説明

テオドール・ダナーは料理はうまいが店主が偏屈。ある日、その店主が行方不明に。さらに、彼を怪獣夫婦が護衛することに！　珍しくものんびりと陸路の旅を楽しむ夫婦を待ち受けるものとは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[文庫フリーク＠灯れ松明の火]

♪カントリーロード テイク ミー ホーム♪幻聴誘う表紙の女王と海賊。牧歌的コスプレと思わせといて、実は・・に期待したのですが『課外活動３」の「食やあわかる」頑固一徹・徹底的に言葉に不自由なテオドールと、義父のパラデューの影警護頼まれた女王と海賊。でかい事件も派手なドンパチも無く（茅田さんに慣れた自分が不憫）至って穏当・テオの審美眼と料理の腕前だけが目立つ巻。むしろ著者あとがきの「スカ・ウィ２」はかなり手を入れる必要があるからです、の言葉が気にかかる。改稿されているのでしょうか？凄く気になります。

2014/08/10

[紅蓮]

相変わらず表題と中身がほんのちょっとズレてるけど、そんなの関係ないほど面白かったヽ(=´▽`=)ﾉ　最後の金銀天使は無理に出さなくても・・・って思ったらあんなオチがあったのね。これは金銀天使も必要でしたね(b'3`*)　シェラのプルプルはイラストが欲しかった・・・。まぁ、怪獣夫婦のいつもと違うコスプレイラストを堪能出来たし、テオとパラデューさんのコンビも楽しかったし、二世の慌てっぷりやらマヌケな誘拐犯たちとか・・・楽しめない訳が無いですよね(●´艸｀)

2014/08/09

[まりもん]

言葉数が少ないテオドールを義理の息子と認め興味をもって仲良くしていこうとする２人のコンビが楽しかった。ケリー達の前でテオドールが拉致されるとは。でもそこからすぐに行動力をもって動くケリー達とルウの占いが揃うとやっぱり最強だった。

2014/08/11

[ダージリン]

怪獣夫婦より、アンヌの父パラデューさんが主人公っぽいお話でした。あのテオドールの後を追っかけ回して、世話を焼く熱意がすばらしい！活き活きしています。私はテオドールの料理が食べたくてたまりません～（笑）。怪獣夫婦の変装については、表紙と帯がすべてを物語っていますよ（笑）。そして金銀天使の出番がちょっとでもあって良かったです。次は冒頭にあったトゥルーク行きですね、楽しみ♪

2014/08/15

[きむこ]

デルフィニアからの流れで買い続けています。けどここ最近はマンネリ化でもうやめよう！と思っているのに新刊が出たらつい買ってしまう(>_<)今回は課外授業3の番外編。海賊夫婦が活躍してこれはこれで面白かったけど、内容は残念ながら薄いです。けど、きっと次も買ってしまうのだろうなぁ(*>ω<*)

2014/08/10