ハーン ‐草と鉄と羊‐（２）

著者名：瀬下猛【著】

講談社（2018/06発売）

• ISBN：9784065117132

内容説明

蝦夷地に住んでいた源義経は、兄・頼朝から追われていた。船に乗り込んで逃げようとしたが、その船は難破、着いた先は大陸。彼は復讐に囚われた人生を捨て、新たに生きることを決意した。裸一貫！ 土地、人種、しがらみ。義経はすべてを飛び越える！　だが、世界は広く、手強い！　義経を待ち受ける、遊牧民族たちとの戦い！　そして物語は遥か西、ホラズム・シャー朝へ！　力と野望がユーラシア大陸を渦巻く中世歴史冒険譚！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[カムイ]

義経（テムジン）モンゴルに拠点に味方をつけるが四面楚歌は間違いないどう切り抜けるのか。

2021/02/14

[流之助]

テムジンとなった義経。得意の奇襲やら天狗のような動きやら、弁慶への言及やら、歴史好きにとってニヤニヤさせてくれる部分がてんこ盛りで楽しかった！1巻でも感じたけれどモンゴルの歴史も知れてすごく興味深い。モンゴル相撲が出てきた時はすごいテンションが上がった！

2019/10/24

[北白川にゃんこ]

卑怯なり義経！それでいい。

2023/08/05

[チューリップ]

モンゴルにたどり着いたテムジンがモンゴルを束ねようと決める。色々敵が多いけど仲間も増えてきてどうなるのかなーと気になる展開だった。

2020/08/18

[あーる田中一郎]

　無料だったので．ジュペ登場．なかなか良いキャラクター造形．また，天狗まで登場（比喩的表現だが）　作者による「史実なんか考えずに活劇に徹するぞ」宣言とも見える．その意気や良し．

2020/04/26