ハーン ‐草と鉄と羊‐（７）

著者名：瀬下猛【著】

講談社（2019/05発売）

• ISBN：9784065154793

内容説明

蝦夷地に住んでいた源義経は、兄・頼朝に追われ、大陸に辿り着いた。彼は復讐に囚われた人生を捨て、新たに生きることを決意。曲者だらけのユーラシア大陸を駆け廻る義経はテムジンと名乗り、次第に勇名をはせていく。さらに愛する女・ボルテをトクトワから救い出し、彼が率いるメルキトを倒し、より勢力を広げていった。しかし金の謎の老人の謀略で、盟友ジャムカと戦い追い込まれることに。絶体絶命のテムジン、どうする！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[笠]

3 新刊読了。なんか誰かにやられた義経は、何だかよくわからないまま、もう一人の主人公的な西からやってきた商人の少年と出会い、金に取り入るらしい。全体的にキャラも識別しにくいし、あんまり魅力もないし、展開も理解しにくい…。

2019/05/26

[ひるお]

各キャラの基礎、背景に薄さは感じるものの、ようやく役者が揃って物語が一つの道に収斂してきたという感じで、ぐっと読みやすくなってきた。ジェルメの妖しさ・胡散臭さは『ゴールデンカムイ 』の宇佐美っぽいが、主人公・義経＝テムジンの欲望、あるいは生きる力の強靭さは、その底知れなさを上回って余りある。

2025/02/13

[AMU]

クオリティが安定しててすごい。

2019/07/26

[パスカル]

面白いっちゃ面白いけど、どっちかっつーと地味。最終的なゴールをどこに設定してるのかが気になる。唐突に連載が終了したとしても不思議じゃないっつーか驚かない。

2019/06/21

[fest＠蔵書整理中]

連載は淡々と続くけど、どこがゴールなのか。

2019/05/23