内容説明
ウィッツバリーで対ファンタズニックの仕事について学び始めたカイ。ある雨の晩、ランスの身に異変が起こり、ロンドンからエドが駆けつける。ランスの抱えていた秘密とは? 森の泉にシンシアが現れなかった理由とは? 魔女の視た未来とは? それぞれの思惑が飛び交う中、一行は妖精の国へと向かうため、ハロウィンの夜に集結する。危険に満ちた行程で、「奪還」という目的は果たして達されるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
95
終わってしまった…。ゴーストに妖精、精霊その他もろもろ。どっぷりファンタジーなんだけど説明的でない。ぼそぼそと不器用な会話にはむしろリアリティを感じる。冒険とか勇者なんて言葉と対極にいるような熱量の少ない主人公達。誰もが淋しさを抱えていて、全編に漂う切なさがとても「甘い」。最終巻、美しいエドの華麗なるアクションに胸が躍った。いつかまた彼らの未来を読めたらいいな。2018/05/16
しゅてふぁん
39
ついに最終巻。とても良かった。この物語、大好きだ。カイもランスも、お互いに言いたいこと言って、思いやることができるようになって…出会った頃に比べて人として成長したなぁ。はんぺんは最後まで癒しだった!スーも愛らしい。カイとランスは‘あまい’二人になったね(*´ω`*)2018/07/17
ダージリン
28
完結ですか~、もっとカイとランスの物語を読みたかったです(涙)。どの登場人物も孤独の影を宿しつつも、不器用で優しくて「甘い」。大好きです。(妖精のスーは超可愛い~笑)。きっと、カイが望んだイギリスでの日常が続いていって、いつかまた短編とか、続編とかで会えるといいな(笑)。2018/05/13
はるき
28
終始寂しさを感じさせるシリーズでした。潔い終わり方でしたが、まだ読みたかったなぁ。2018/05/13
あゆみ
21
★★★★★ シリーズの最終巻、登場人物に抱いたイメージはシリーズ当初と変わっている。はんぺん、スー、フィンがかわいくて常に癒しだ!鞠子は最初の頃の女王様のようなキャラの方が好み。シンシアのことは切ないが、カイとランスの不器用ながらも言いたいことが言い合えるようになった2人の関係はこれからも続く結末には満足。2018/05/23
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