内容説明
警察の未来を賭けた、「特命」チーム始動! 「警視庁FC?」「まさか、サッカーチームじゃないでしょうね」警視庁地域部地域総務課の楠木が言い渡された特命「警視庁FC」。FCとは“フィルム・コミッション”の略で、映画やドラマの撮影に対して、警視庁がさまざまな便宜を図るという。「刑事なんてまっぴらだ」。そんな楠木にとって安全で簡単な仕事とも思われたが、警備についた撮影現場で、謎の変死体が見つかる。警察のウラとオモテ。虚偽入り乱れる数々の証言と化かし合い。そこには、組織をも巻き込んだ壮大な企てがあった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小説を最初に書いた人にありがとう
80
あれっ、どうした今野敏さん。作風が違うのは全然いいんだけど。。話をひねりすぎて登場人物に魅力がなかったかな。やはり今野敏さんは不器用だけど男気があって器の大きい主人公が必要ですね。2015/05/16
ゆみねこ
77
軽く楽しめる1冊。本格刑事ものを期待してはいけません(笑)やる気のない警視庁地域部地域総務課の楠木くんが特命「警視庁FC」に配属、警備についた六本木の撮影現場で謎の変死体が発見。殺人事件の捜査にあたるが…。まさに映画の世界には何でもあり?2023/04/10
そのぼん
44
こんなのアリかぁ~!?読み終わった瞬間浮かんだ言葉がこれでした。・・・まあ、全体的な雰囲気は嫌いではないですが。主人公のユルい感じも気になりましたが、それはともかく。ガッツリとしたミステリーを期待して読むとひどい脱力感に襲われます。ご注意を。2012/09/09
達ちゃん
37
途中からなんか変だな~と思いながら読みましたが、なるほどだまされました。軽くサラッと読めて、たまにはこんな感じの警察ものもいいですね。2021/03/19
よむよむ
35
軽いというか軽すぎるというか、あり得んでしょ~ 今野さん、遊んでる?トリックは中々でした。2014/11/09