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内容説明
外務省にはなぜ幽霊が出るのか?
小沢一郎氏の秘書が逮捕・起訴された陸山会事件も、執行猶予付き有罪判決とはいえ、供述の任意性に疑問ありとして東京地検特捜部の提出した調書が大量に裁判所に却下されています。
厚労省・村木局長無罪事件に引き続き、検察の取調べに疑問が高まっています。どうしてそんなことになったのか?
たまたま特捜部検事がダメな人、問題人物だったからなんでしょうか。
逮捕された本作の主人公は、とにかく検察の作った“ストーリー”通りの供述を迫られます。
事実と違うからと拒否すれば、ずーっと勾留されるだけ。しかも言うことを聞かなければ、同僚や友人も逮捕するぞ、と脅される。
理不尽な取調べに耐える主人公は、まるで平成の“巌窟王”!!
今回はそれに加え、政官界の裏話を満載!
いじめ蔓延る外務省の幽霊話。
3人の総理大臣の人間性の違い。
正義の味方ヅラした報道記者が、外務省のカネで酒や女の接待を受け、抱き込まれていくプロセス。
国民的人気者の女性外務大臣が、「感動した!」首相に更迭された理由……
わが愛する日本の恥部や暗部が、大いに楽しめる内容ともなっています(苦笑)。
これを読めば、あなたも政官界通をきどれる…かも(!?)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Wisteria
8
かなり複雑になってきた。やっぱり予備知識必要だったかなぁ。憂木と高村検事のやり取りに、この二人意外と気が合っているような不思議な軽快さを感じる。無実の人は丸刈りにしない方がいいと助言してくれた理容師のおじいさん二人に胸が打たれた。2017/12/11
ころぶ
5
帯に田原総一朗氏が「佐藤優は本気で外務省をやっつけようとしている。そこが面白い!!」とあり、「やっつける」と言う表現が曖昧で気に入りませんが、そう言った視点で読むのと確かに面白いです。変化を望まない人にとって本書はフィクションですが、変化を望む人にとっては啓蒙書となる内容。永田町言葉の解説は興味深く、マスコミの腐敗に関する記述はスカッとする。エンターテイメント性もあります。やや伊藤潤二色が濃くなってきました。2011/11/03
ツキノ
4
外務省内のいじめ、テレビや雑誌が=国民目線、というのはえ?と思ったけれど知らず知らずにそうなっている、という恐ろしさ…散髪室でのふたりの老人たちのあたたかい目線、アドバイスがいい。高村検事の取り調べに付き添う強面の男は事務官とわかった(でも名前は出てこない)。ブルプリスの「絶対人を裏切るな」というアドバイス…2014/02/15
pgin
4
「政治家が国益の為に働いている」。 この面をもっと理解するには、佐藤優氏の著作へ進めばいいのだろうか。 国民は大きなフィクションだけを読み馴らされているだけなのかなぁ。 せっかくの伊藤潤二名義マンガなので、多少のカリカチュア化はうれしい。 床屋のおやじさんたちの台詞にグッと来た。2011/11/04
ぐうぐう
4
佐藤優の著作を読んだ読者には、ここに描かれているエピソードは、どれも既読のものばかりで、目新しさは見当たらない。また、検察との取調べシーンは、巻数が進むとどうしても過剰な描写になりがちな漫画で描かれることに、少し危うさも感じてしまう。しかし、マスコミによって誘導され、捏造されていく正義という問題提起は、現在の若者にはとても有効だ。2011/11/01
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