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内容説明
外務省と検察の謀略を揺るがす男あり!
言論界の雄・佐藤優が、天才ホラー漫画家・伊藤潤二と手を組んだ!!
おまけに脚本をサポートするのは、浦沢直樹作品の共同制作者・長崎尚志。
この異色の組み合わせが、外務省と検察の秘められた謀略をあぶり出します。
“外務省のラスプーチン”と呼ばれた辣腕外交官が、北方領土返還に尽力しながらも“国策捜査”の名の下に逮捕されるところから物語が始まります。
ソ連、ロシア政権上層部に最も食い込んだ西側の“スパイ”としての活躍と、取調室で繰り広げられる東京地検特捜部エリート検事との壮絶な闘いを描きます。
連載当初から賛否両論の嵐だったのですが、厚労省・村木局長の無罪判決、大阪地検特捜部の前田検事逮捕など、世間の情勢も追い風となり、本作品への関心・支持が高まっています。社会問題に関心の強い読者から、もっと外務省や検察の本質に迫ってくれとの激励も多く、これまでの小学館コミックの中でも異彩を放つ作品となっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
15
この巻のみ試し読みで。 伊藤潤二氏が割と忠実に作画しているので、元になっている人物達のあれこれを思い出します。 事件の当時の私は吸収合併された先の、前近代的な組織運営等の全般に心底ウンザリしつつ、長々時間労働を強いられていて、世の中のニュースもあまり追いかける時間がありませんでした。 マスメディアの劣化、もう当時からかなり進んでいましたね。 検察特捜部のやり口、もうだいぶ明らかにされてきていますが、未だマスメディア(特にTVや全国紙)止まりでは何も見えないことすら気づかないでしょう。2023/06/29
ぐうぐう
13
佐藤優の『国家の罠』『自壊する帝国』『獄中記』辺りを原作とする伊藤潤二の最新作。それを長崎尚志がシナリオ化しているのも驚きだ。検察の正義が当然のごとくまかり通っていた時代に国策捜査という言葉を知らしめた『国家の罠』を刊行することには大きな意義があったと思うが、検察不信が高まる中での検察批判を主とする取り調べのエピソードの数々は、いささか興醒めを招いているような気がする。政権交代により外交が麻痺している今、ここはソ連時代のエピソードの比重を多くし、インテリジェンスについて語るほうが効果的ではないだろうか。2010/12/25
Wisteria
11
佐藤優氏の実体験だとか。北方領土問題、鈴木宗男事件の復習になりそう。あまり詳しくないので勉強になる。憂木は佐藤優にしちゃ幼い坊ちゃんのようだし、むしろ強面事務官が佐藤優ソックリなんだけど(笑)。信念を曲げない憂木と意地悪な高村検事の取調べバトルが面白い!2017/12/09
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
10
外交官、外務官僚、どこまで真実の話かはわからないけど、あの大騒ぎしたマスコミの異常さと、検察の異常さの一端がこのマンガでわかる気がする。国策捜査が堂々とされ、それを無批判に受け入れ大騒ぎされるマスコミがいる日本の狂気が透けて見える気もする。2011/09/03
春風のぼる
9
原作と脚本、作画。いいなあ。続きが気になります。2016/06/29
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