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内容説明
【真実の愛は、はじめてでも、感じあえる。】
しおが決別した過去。
さとうが決別した過去。
寄り添う二人の少女は、その胸に前日譚を秘めている。
生きるために強制される愛。
そんなのは、寂しすぎるよ。
飴玉のように甘い、純愛サイコホラー第7巻。
(C)2018 Tomiyaki Kagisora
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
しおのお母さんの話もまた悲惨だなあ…しおの父親に出会ってなければまた違った人生もあったかもしれないのに。さとうの生い立ちもまた複雑で、そんな記憶が塗りつぶされてゆく希望の見えない二人が出会ったのは…。2020/02/11
わたー
11
★★★☆☆祝アニメ化決定。前回、ついにマンションを飛び出して、外の世界で生きていくことを決めた二人であったが、今回は二人が出会うまでを全編通して描いている前日譚的な内容だった。所謂タメ回かな。次回、どうなるのか楽しみだ。2018/03/22
Merino
10
この巻でやっと現実が降ってきた。事の始まりから、壊れて濁って、記憶が黒く塗り潰されるまで。ただそれ故に今までとは読む側の事情も違ってきて、感情移入出来るようになってしまう。。。できればもっと甘くてフワフワの中にいたかったなぁ、それが隔離された世界であっても、と。2018/06/30
MINA
10
いやーもう鬱る。しおの過去、救いが無さすぎる…。2018/03/23
真白優樹
9
さとうとしお、2人のこれまでに触れる今巻。―――狂おしき愛に瓶は壊れ、全ては始まった。しおの母親、ゆうなのたった一つの偶然により唐突に始まる地獄。因果は重なり助けは来ず、続く地獄に心の瓶は壊れゆき、遂にはその心が最悪な決断を下す。そんな彼女に出会う、愛を知らず空の瓶を持つさとう。気紛れの悪意、想像も出来ぬ地獄。狂気よりも人の悪意が重く心を締め付ける今巻は今までで一番重い巻かもしれない巻であり、読んだ後に陰鬱な感覚に陥る、次への準備の巻である。果たして純粋な愛持つ2人の未来とは。 次巻も当然期待である。2018/03/22