内容説明
銀行が消える。世界の現実は動いている。私たちにとって「新しいお金の時代」が到来する。なぜこんな事態になったのか。デジタル技術の進化=AIの波が銀行を飲み込んだのだ。今は簡単な送金や引き出しはコンビニのATMで済んでしまう。そしてビットコインに代表される仮想通貨が、新たな決済手段として登場した。この仮想通貨が貴金属や資源、食糧などの実物資産と結合し、裏打ちされたとき、次の世界通貨体制ができてゆく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青色夜ふかし
52
賛否両論ありそうな評論家、副島隆彦さんの著書。お金儲けは正しい大人の生き方だという立場、またリバータリアン。朝鮮戦争が始まるなどの変な予言もしている。ま、偏った予言や主張はさておき、最近のトレンドの話題のニュース解説がなされている。情報量も多く、ちょっと苦手意識のあるお堅い話題をわかりやすく説明してくれている。情報収集と様々な視点を学ぶなら、とても良い本だと思う。●ネタ●銀行消滅の理由、北朝鮮の脅威、ビットコインの脅威、AIの開発、観光外国人1億2018/08/25
九曜紋
14
銀行を経由しないネット決済の進展とFintechの発達で既存の銀行は消滅の危機にある。日本の三メガバンクが大規模なリストラを計画していることは報道のとおり。また、Bitcoinに代表される仮想通貨が法定通貨を駆逐するのが不可避、というのが著者の見立て。ただ、仮想通貨については以前に基本書を読んでいたので理解できたが、本文ではその基礎知識部分をネグっているので、知らない人は著者の主張を読み取れないかもしれない。相変わらず「予言者・副島隆彦節」は絶好調。エンタメとしても楽しめる一冊。2017/11/05
こじみき
9
職業柄読みましたがあまり中身なし。ビットコインについてはかなり詳しめに書かれている。銀行に関係ないですが商社とコンビニエンスストアの関係は面白いです。2018/12/07
ランラン
5
銀行消滅。つまりは新しい通貨体制が出来るとのこと。今後の注目として副島氏はAIも大事だがビットコインなど新しいサイバーマネー、世界通貨の発達を重要視すべきと考えている。国境を越えて管理の枠にとらわれない新しい通貨体制はIT技術の発達によってその環境が整っているからと理由を説明している。2018/04/24
kenitirokikuti
5
副島隆彦のエコノ・グローバリストシリーズも第20巻に。およそ15年前から読んでるかしら▲資産疎開指南について、中国へとか金の現物とかはやや減って、フィンテック関係をごちゃごちゃ説明している。アパート経営の資産持ち高齢者に、新人高齢者の副島氏がレポートするという趣き。土地がらみの泥臭いお話は読んでて面白い。「5棟10室基準」てのは大正時代の判例に基づくそうな。退官した官僚による小規模アパート経営が事業所得に当たらないようにするための判例、と言っている。小銭は事業所得に当たらないはず、なのだがむつかしい2017/11/16
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