内容説明
「トランプ大統領誕生」を逸早く予測し、完全的中させた著者の最新刊! 「官製相場」を超えた「国家独占金融資本主義」の時代に入りつつある日本。ますます抑圧・統制される私たちはどうすればいいのか。本書で著者は、大胆な予測と資産防衛術を展開、トランプの登場で世界経済がどうなるかを分かりやすく分析する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
10
「ドイツ銀行発の金融危機警戒」「ブレグジットは巻き添えからの先行逃避」「トルコのクーデターは天然ガス利権戦争」「ベンガミ事件とヒラリーメールの真相」「三菱UFJ銀行の筆頭株主はGPIF」「三菱UFJが国債市場優先参加者から脱退」「香港上海銀行利用のススメ」「田中角栄は樺太の天然ガス利権に接近したことでエクソンモービルの逆鱗にふれた」 などなど他所では滅多にお目にかかれないトピックや意外な角度からの解釈が満載。こうした荒唐無稽ともいえる切り口を隠し持っているのも社会人として面白かろう。特に酒の宴で(笑) 2017/02/10
九曜紋
6
Brexit:Britain Exit=イギリスのEU離脱に伴うEUの金融システム崩壊と、例によってアメリカの膨大な双子の赤字、日本の1000兆円にのぼる公的債務から導き出される世界恐慌。本当に深刻な事態なのだろうけど、もうこうした悲観論には慣れてしまった。予言者:副島隆彦の愛読者はみんなそうなんじゃないかな?大恐慌になったとしても皆、一蓮托生、自分だけ酷い目に逢うわけじゃない。という諦念。これこそを恐れないといけないのかもしれないが。2016/11/05
Yoshihiro Yamamoto
1
? 「ヒラリー・クリントンがISを創った」…と。以前も著者の本を読んだことがあるが、その時は「トンデモ本」という印象であった。今回は「トランプ大統領」を断言。あの佐藤優が尊敬しているという話なので読んだが、話の内容が正しいのやら、トンデモナイのやら、裏が取れないのでなんとも評価のしようがない…。「連邦・州・健保合わせて6000兆円の借金を抱えるアメリカを再建するために戦争を起こして景気浮揚を図るヒラリーにたいし、戦争を嫌うロックフェラーがキッシンジャーを通じてトランプに信任を与えた」というのがストーリー。2017/02/12
christinayan01
0
欧州の決済システムTARGET 2とか全然しらなかった。読む限りだと相当いい加減で、仮に貧しいEU加盟国が輸入はするが支払できず繰越返済ばかりしていたら、さらにECBがお札を刷ってこれを無尽蔵に買い上げていたら(たぶん現実にそれやってるんでしょ?)、このシステムが壊れたときにドイツだけが爆死するのでしょうか? 「国際のイールドカーブを見ると、7年目から急に右肩上がりになっている―『マイナス金利は、あと7年しか持たない』とマーケットは見ている」の部分が勉強不足で理解できていない。詳しい人に聞いてみるかな。2017/06/25
-
- 電子書籍
- 暴虐帝の蜜愛花嫁 孤独な皇女は愛にとろ…