内容説明
2018年10月、日米で株価が続落したが、年内は株高状況は維持されるだろう。次の暴落は2019年1月、そして2021年に巨大な金融危機が起き、2024年には先進国が財政崩壊に襲われる――。アメリカと中国の貿易戦争の真相をはじめ、仮想通貨投資の危険性、長期金利の急騰が招く財政危機など、近未来の世界の姿を描ききった、副島隆彦の最新・金融予言!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九曜紋
10
激しさを増す米中関税戦争。今のところはコールドウォーにとどまっているがホットウォーに発展しかねない昨今の両国関係。しかし、軍事衝突よりも怖いのは米国の財政破綻と同国発の大恐慌。トランプ2期目の終わり、2024年が危ないという。リーマンショックをなんとか凌いだ各国も、次はもう余力がないだろう。正直に言うと、穏やかな老後を迎えたいところだが果たして…?2018/11/04
ランラン
5
米中貿易戦争の真っただ中。著者によると中国は先を見据えていて米国債を売却するなど世界恐慌の引き金は引かない。財政破たんが近づいているロジックの話はうなずけるが、いつ来るのかはなんと見えないと思った。著者は2024年が最も警戒すべき時と語る。とにかく表に出せない膨大な借金がアメリカ政府にあるということ。2019/05/21
templecity
5
副島節炸裂の書といった感じであり、後10年後には世界大好況が起こるという。米国は貿易赤字だが日本や中国が米国債を買って貢いでいるという。もしそのような隷属関係ならば日本国民も黙ってないだろう。当たればそうかもしれないが、外れることもあるだろう、位の書。 2018/12/07
yoyogi kazuo
1
予言としては外しているし、内容もよく分からなかった。政府債務(累積財政赤字)のカラクリをもっと詳しく説明してくれれば説得力が増したのだが。分かったような気にもなれない。2025/01/13