内容説明
深夜の大学病院で霊安室から出ていく死体を、警備のバイトをしていた和宏が目撃した。だが、誰もそれを信じはせず、誠志郎ですらその話を聞き流した。しかし話の直後、彼は「歩く死体」と遭遇してしまう。それは、怪しげな青年・嶺が操り動かしていたものだった。そうとは知らず、誠志郎はヤミブンのメンバーに相談しようとするが、そうできないうちに美佳子の友人が事件に巻き込まれて……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
43
誠志郎はヤミブンメンバーとTRCの骨董祭りに行くことになりました。そこで古重屋の結城さんを紹介され・・。「日常の狭間で、夜歩く死体、接触、ゾンビ・ライブ、闇から来る獣」全5話。シリーズ第6弾。いよいよ御霊部の飛鳥井柊一の登場です。誠志郎と柊一。二人の立場を入れ替えるだけで随分イメージが変わってきますね。このシリーズでは年下の柊一の方が大人びて見えました。それにしてもある意味恋する乙女の情念は何よりも最強ですね。今回もオサキの登場シーンには癒されました♪★★★★2012/10/15
紗月
3
久しぶりに読みました。 今回はキョンシー← そして飛鳥井くんが登場!! 出番は多くなかったけど、うれしかったです。 安芸についにばれました…ね。 あと楠木さんの…結界ってなんなんだろう2010/01/16
ミド
2
美佳子ちゃんは一応ヒロインなんだよね?いくら特異体質といっても女の子なんだから、もうちょっと心配してあげて。このままじゃエリ子おばさまみたいになっちゃう。2016/07/03
まろん
1
★★★★ この次のシリーズでの主役らしい柊一が登場。中坊のようなのに、誠志郎より余程出来そうだし、生意気そう。まだ、片鱗しかわからないけど、次の巻も表紙に出てるので、今後は闇に歌えばでもレギュラー化するのかな?ラストで誠志郎には誰かに何らかの干渉がされているようなので、それも気になる・・・!2016/05/20
chie
1
再読。ここから表紙が誠志郎と鈴男(笑)になるのね。聖霊狩りがあるからの新装版だから仕方ないけど、美佳子ちゃんとか出してくれれば良いのに。柊一の性格がだいぶ違うというか、猫かぶってるって言うか、背伸びしてる?2016/02/20