内容説明
星海企業株式会社・星涯出張所の貞吉社長が受けた意外な連絡は――星涯よりさらにへんぴな冥土河原星系へ向けての宇宙船チャーター。しかも、クライアントは〈星涯重工〉の仮面をかぶった星系軍である。またもや星系軍の謀略かと、色めきたった〈乞食軍団〉だったが……一方、星系酒惑星の冥土河原では、禿烏が四次元空間に飛びこんでしまったおかげでできあがってしまった禿烏形宇宙空間が移動するたびに、まわりの空間をゆがめていくのだった……行方不明のタンポポ村を追いつづける〈乞食軍団〉の強者たちの活躍を描くシリーズ、絶好調!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほにょこ
2
★★★☆☆ 出前の話がまさかあれにつながるとは(笑)。石を巡っての戦い。クロパン大王に珍客が乗り込んできて小芝居の応酬をしたり。そろそろ終わりが見えてきました。それにしても全然「乞食」という印象がないんですけど、歌劇もやっていたし銀河過激軍団なんてどうでしょう。2022/03/31
餅屋
1
シリーズ10冊目▲《冥土河原》星系行きの宇宙船をチャーターしたい。クライアントは〈星涯重工〉を装った星系軍7局(対敵諜報担務)だった▼神武大尉の手配は驚くばかり、これで呉越同舟と思いきや、今回も劇団〈星海企業〉なんですね。惑星・冥土河原は相変わらず殺伐とし過ぎで野蛮な雰囲気いっぱい。石の争奪戦がえぐいです。禿烏形宇宙空間ですが〈ダイダラボッチ〉あの『もののけ姫』で巨大透明化したシシ神をイメージしたのですが、透明な巻貝状の石から足がはえてるという描写なので違うのかな?タンポポ村はどうなるのか!(1988年)2022/05/08
uekata
1
やっと石を回収。まだまだ不明な点は多いがどう終わるのだろう。2020/05/25
K-Wing
0
どうなっているんだ?わからん…。2015/04/12