内容説明
星涯星系屈指の未定位物象学者の赤星隆子教授のもとへ、行方不明になっている恩師カルル・ヴィトゲンシュタインの居場所を知るという人物から、連絡が入った。詳しい話をしたいので、星涯半島の北端・海岸区にある海洋サファリ公園の喫茶島に、赤いコートに黄色の日傘で来てくれという。恩師に会いたい一心の赤星教授が指定の場所へ出向くと、なぜかあちらからも、こちらからも赤いコートに黄色の日傘といういでたちの女性たちが現われた……そして、ヴィトゲンシュタインの居所をつかもうとしているロペス財団と星系軍も待機していたのだが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほにょこ
2
★★★☆☆ 独特のノリがあって面白いけれど、下品過ぎるところもあるので程々にしてほしいですね。本編はちょっと進んだ感じ。2022/03/17
餅屋
1
シリーズ7冊目▲赤星教授は恩師ヴィトゲンシュタインの居場所を知るために海洋サファリ公園へ向かう。赤いコートに黄色の日傘の女性たちが現れた時▼三つ巴どころか、星系軍に星涯警察とロペスに乞食軍団、なんと四つ巴による争奪戦。涯警なんて〈星涯警備・捜査サービス〉などという下部組織まで登場するしだい。この古びない設定は凄すぎます。お七とネンネ不在の荒れた〈花組〉おネジっ子が登場、外伝も読む気になりました!さて、サブタイ通りの決戦となり、動物兵器担当のコンちゃんが活躍します。ラストの電報が意味することは(1986年)2022/05/05
uekata
1
ロペス社長の印象が変わった。ピーターの女装見てみたい。2020/05/17
Snusmumriken
1
扱いから言うとロペス社長は大物なのかも。扱いが違う。ピーターとコンが活躍する。 高嶺丸と夕顔は話にどう絡んでくるのかに期待。2017/12/31
K-Wing
0
登場人物が多くて気を抜くと誰かわからなくなる。 外伝も読んでいた方が良いのか?2015/03/14