内容説明
東京、丸の内。
本命の一流不動産会社の最終面接で、
大学生の澪は唖然としていた。
理由は、怜悧な美貌の部長・長崎次郎からの簡単すぎる質問。
「面接官は何人いる？」正解は３人。
けれど澪の目には４人目が視（み）えていた。
長崎に、霊が視えるその素質を買われ、
澪は事故物件を扱う「第六物件管理部」で働くことになり……。
イケメンドＳな上司と共に、憑いてる物件なんとかします。
元気が取り柄の新入社員の、オカルトお仕事物語！
本当に、面白いんです！！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
473
読メでよく見かけていたタイトル。ずいぶんシリーズにもなっているのね。間違いなく設定は三⭕️地所だと思うけど、いくら一流企業とはいえ、こんな案件ばっかやらされるのは絶対イヤだ（笑）霊感強い澪ちゃんと次郎さんのコンビがいい。霊感ないわたしでも、夜読んでいたら実際ゾクゾクっとしたシーンもあり。シリーズ続けて読むかと聞かれたら…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ。2023/11/22
みかん🍊
100
丸之内の一流不動産会社の面接で上手く行かず凹んでいたらなぜか採用、しかし配属先は6課という幽霊物件担当の部署、自分でも気づいてなかったが澪は実は視える、霊を引き寄せ体質だった、グループの御曹司である部長二郎と共に訳あり物件の調査と解決が仕事、しかし二郎もある事情を抱えていた、結構ホラーな展開もあるがわんこのマメが可愛く怖さを緩和してくれた。2021/02/26
た〜
95
左下の柴に惹かれて（笑）それほど期待していなかったけれど、思いの外面白かった。ある意味タイトル通りな内容で、いろいろと流行りに乗っかった感はあるものの、気軽に読むにはちょうどいい。ホラー要素はさほど怖くはないけれど、映像化すれば良い感じになるかも。この内容からしてシリーズ化前提かな2018/02/07
papako
84
結構レビューを見かけて、半額セールで。結構ホラー要素ばっちりなんてね。いわく付きの不動産物件を調査解決する部署に、霊感の強い新入社員、澪が配属されて、上司の次郎さんと幽霊達と対面する。しかし、こんなに霊感強いのに、20年も気づかなかったなんて、本当に澪はお気楽頭なんですね。そしてこれだけ怖い想いをしても、何とかしようって思えるってすごい。マメ、怖いルックスなんとかなって良かった。さてさて、最新刊まで大人買いしたので、楽しみます。2019/09/26
yukision
78
霊感を買われて大手不動産会社に採用された澪の怒涛の日々。コミカルな会話や設定で力を抜いて読んでいただけに，幽霊物件の描写が適度に怖い。登場人物のキャラ設定や可愛い動物が登場するのもいい。続編も読みたいな。2022/01/21
