角川文庫 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。１６

著者名：竹村優希【著者】/カズアキ【イラスト】

KADOKAWA（2024/07発売）

• ISBN：9784041151099

内容説明

「第六」初の海外出張を終え、無事日本に帰国した澪を待っていたのは、本業の心霊物件調査！
実家のゴタゴタで多忙の上司、次郎から依頼の採択権を与えられた澪は、やる気十分。高木が持ってきた吉原グループ管轄の事故物件アパートの調査に晃と沙良と向かう。澪たちの調査にやけに協力的な住人に違和感を覚えるメンバーだったが……。
ラストに次郎から衝撃の一言が……！？
ますます目が離せない原点回帰のシリーズ第１６弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yukision]

シリーズ16作目。今回は高木さんからの依頼である吉原不動産管轄の事故物件アパート調査と伊原さんからの古民家に出没する幽霊調査の二話。前回のイギリス編が激しかっただけに，今回は小粒な感じだったが，2話目は今後の話に続きそう。期待通り楽しめた。

2025/06/18

[あっちゃん]

イギリスから戻り普通に高木さんと伊原さんの依頼を均等に受ける(笑)後半の話の元凶は吉原グループの話へと続くようだけどラストの衝撃が(￣ー￣)

2025/07/23

[よっち]

「第六」初の海外出張を終え、無事日本に帰国した澪。実家のゴタゴタで多忙の上司・次郎から依頼の採択権を与えられ、本業の心霊物件調査で奮闘する第16弾。高木が持ってきた吉原グループ管轄の事故物件アパートの調査に晃と沙良と向かう澪が直面する住人の利己的な行動とその結末。そして例のごとく伊原が持ち込んだ案件でも中途半端な状況に振り回される展開でしたけど、成長した澪を信頼して託しながらも、どこか危なっかしい彼女のことが心配で、危険な目には遭わせたくない次郎の何とも複雑な心境が垣間見えてなかなか微笑ましかったですね。

2024/08/19

[ぽろん]

シリーズもいつの間にか16巻目です。イギリスから帰って、小さな案件だったけれど、今回は、次郎の澪への気持ちが､､､。次巻では、次郎の実家で何やらひと騒動ある様で、二人の関係性も含めて、今から楽しみでなりません。

2024/10/30

[ゆずぽん]

イギリスの怪事件を解決し帰国した第6の面々。澪と紗良、晃は高木の仕事を請け負うが・・・原点回帰の１話と今後につながりそうなブラックな組織が暗躍する２話目、分量は少なかったけれど、悍ましい霊の３話。面白くさらっと読了。１７巻が面白くなりそうな予感、早く読みたいな

2024/09/10