角川文庫 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。１０

著者名：竹村優希【著者】

KADOKAWA（2021/08発売）

• ISBN：9784041113134

内容説明

事故物件調査が仕事の「第六リサーチ」に、まさかの入社希望者がやってきた！
人形のように可愛らしいその女性――宮川沙良（みやがわ・さら）は、自身の霊感を活かして働きたいというのだが、
彼女の父は政財界の超大物という筋金入りのセレブの御令嬢だった。

厄介事を避けたい次郎（じろう）はすげなく断ろうとするが、どうしてもここで働きたい、と
思い詰めた様子の沙良が気になり、入社の適性審査だけでもしてみてはどうか、と澪（みお）は提案する。
かくして廃施設に出るという自殺者の霊の謎に挑むことになるが……!?

新たな物語が動き出す、絶好調オカルトお仕事物語、第10巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あっちゃん]

今まで女子率が低すぎだったけどお嬢様新入社員登場(笑)規格外のお嬢様のわりに良い子で一安心！後半は田舎の立ち退き騒動からの仁明の影、コレは後を引きそうだなぁ(￣ー￣)

2025/03/21

[kei302]

KindleUnlimitedでシリーズ10巻目を見つけたので、３～９を飛ばして読む。何の問題もなく読めた。いやいや、問題大いにありで、後半が怖すぎ。目をつむって読んだ。(読んでないやろ)前半の、新入社員雇用するかどうかの試験の話は楽しめた。

2022/10/05

[Nyah]

宮川沙良(彼女の父は政財界の超大物のため名字は偽名）は自身の霊感を活かし第六リサーチで働きたいと。人では足りてると言う次郎さんに、澪は粘り、沙良に就職の為のテストをもぎ取る。沙良はお嬢様パワー・黒ネットワークを用いて、建物から飛び降りた人物を知る。/小さな集落で多発する心不全と心中。実家消失後に残された見覚えのあるケースとお札。一哉を死に追いやった仁明がまた関係している様子。/ 霊障エレベーターで木偶人形に追い立てられる。恐怖。次郎さんがやっぱり優しい。

2021/09/22

[よっち]

事故物件調査が仕事の「第六リサーチ」にやってきたまさかの入社希望者。厄介事を避けたくてすげなく断ろうとする次郎に対し、澪は思い詰めた様子の沙良が気になり、入社の適性審査だけでもしてみてはどうかと提案する第十弾。父は政財界の超大物という筋金入りのセレブの御令嬢で、自身の霊感を活かして働きたいという宮川沙良が新キャラとして登場しましたけど、世間知らずの箱入りお嬢様かと思ったらわりとぶっとんだキャラでしたね…（苦笑）因縁の仁明の影がちらつく展開は今後が気になるところですが、高木が感じた次郎の変化が印象的でした。

2021/10/04

[ゆずぽん]

話は本筋？に戻って、仁明の呪いがかかった村へ乗り込む次郎・澪・高木。そこで待ち構えるのは・・・不穏な動きになってきました。ここからは仁明との戦いになってくるのかな？“過日の事件簿”を読み終えると高木さんのお母さんも出てきそうな気配。なんだか怖い展開になりそうだな～ 強い霊感と大きな財力を持った沙良が加わってパワーアップしたであろう第六、はぁ続きが読みたい！！

2022/06/06